夫婦旅

廃線とともに暮らす人々(バンコク/タイ)

ナナ駅近くのアラブ人街でケバブを食べたあと、私たち夫婦は隣のチットロム駅を目指して大通り沿いを歩くことにした。高級ホテルや銀行、商業施設など大きな建物が目を引く。

のんびり15分ほど歩いたところで、南北と東西の大通りが交差する地点にたどり着いた。ふと足元を見ると、電車の線路のようなものを、横切るように踏んでいることにきづく。

ここ電車通るの?!

そのわりに柵も踏切もない。慌てて両サイドを確認

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トルティーヤチップスがいっぱい(サンディエゴ/アメリカ)

旦那の運転するレンタカーで、宿泊先のロサンゼルス・サンタモニカから、西海岸南部サンディエゴに到着した。

サンディエゴはもともとメキシコ領であったことから、今も建物や食などメキシコ文化の面影が強く残っている街だ。

サンディエゴ屈指の観光地・オールドタウンをプラプラと歩きながら、本場さながらのメキシカン料理を探した。

なかなかここ!という店が見つからなくて、やっと決めたのがガイドブックにも載って

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ミラクルニューヨーク(ニューヨーク/アメリカ)

うちの旦那は、旅に関して何かと「持っている人」だ。

富山では地元民でもしょっちゅうは見られないという「魚津の蜃気楼」をたまたま偶然見ることができたし、旅行中はたいがい晴れる。私がひとり旅をしていた時とはえらい違いだ。

そして2019年ニューヨークの夫婦旅。うちの”持ってる”旦那サマの運は、またもや大いに発揮されることとなったのである。



初日から、運を試される出来事があった。

夕方にマ

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とある可愛いタイ人女性(バンコク/タイ)

その日私たち夫婦は、サイアム中心街のショッピングモールへ「タイスキ」と言う料理を食べに来ていた。

タイスキとは日本でいうところのしゃぶしゃぶか寄せ鍋のようなもの。スープの入った鍋を皆で囲み、好きな具材をどんどん入れては、煮立ったものから順に特性のピリ辛タレでいただくという、現地ではポピュラーなタイ料理だ。

旦那とタイスキを楽しんでいると、隣のテーブルに20代後半ぐらいの女性二人が案内された。

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セブ島のとあるガイドの働き方(セブ市/フィリピン)

セブ島市内を観光するために、私たち夫婦は完全プライベート&オーダーメイドの運転手付き一日ガイドツアーを申し込んだ。

ガイドをしてくれたのは、40代ぐらいの明るいフィリピン人女性だった。

彼女の「ガイドスタイル」はとにかくフレンドリー&フリーダムだ。

「一緒に写真を撮りましょう」

旅の序盤、そういって彼女は自分のバッグからスマホを取り出した。ツアーガイドから記念撮影を求められるのは初めてだ。

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真っ赤なメープルリーフ(ナイアガラフォールズ/アメリカ)

9月半ば。私たち夫婦はアメリカ側のナイアガラ滝を見に来ていた。

滝と同じぐらい楽しみにしていたのが紅葉だった。

仕事で何度もカナダに行っている知人には「9月中旬じゃまだ早いかも」と言われていたが「もしかしたら」と淡い期待を抱いていた。



ナイアガラの滝はアメリカとカナダにまたがっている。商業施設の立ち並ぶカナダ側と違い、アメリカ側は自然が豊か。日中でも観光客はまばらで散歩をするにも最適だ

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臆病者の値切り交渉術(バンコク/タイ)

海外で値切り交渉を楽しめる人が羨ましくてしょうがない。

臆病者の私は、初対面の相手に値下げを要求したり、値段を巡って駆け引きをしたりすることは大の苦手だ。

とはいえ、観光客向けの土産物はたいてい値段を高めに設定してあるものだ。みすみす提示されている値段で買うのもなんだかシャクである。中には言い値で吹っかけてこられることもある。値段なんてあってないようなものだったりする。

そんな私がバンコク夫

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「海王丸」一般公開に行ってきた件

こんにちはRYUです。11月6日~9日に開催された「メッセナゴヤ2019」では、弊社「アドパブリシティ」のブースに多くの方に来場いただき、ありがとうございました。しばらくイベント関連の記事ばかりが続いたので、今回はイベント終了の翌日に参加した「海王丸」一般公開の件について報告したいと思います。

今回も発端はマイワイフでした。「郷里の神戸によく寄港していた海王丸が名古屋港に来るので、見に行こう」と

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ありがとうございます!
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革命を起こせないナポレオンフィッシュ(グレートバリアリーフ/オーストラリア)

新婚旅行でオーストラリアに行ったとき、体験ダイビングをすることになった。

旦那は初めてだし私も2回目だったので、インストラクターの韓国人女性から15分ほど手ほどきを受け、3人で潜った。

この日は天気がイマイチで、水中の視界はそれほど良好とはいえなかった。それでもクマノミや、群れになって泳ぐカラフルな魚たちをたくさん見ることができた。

インストラクターの力を借りてしばらく泳いでいくと、海底に手

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朝のサンタモニカからの贈り物(ロサンゼルス/アメリカ)

婚前のアメリカ旅行、最初の都市はロサンゼルス。宿はサンタモニカのとある大通りに面したモーテルだった。

2日目の朝、旅の緊張からか私たちはそろって早朝に目を覚ましてしまった。当時はまだ互いに愛煙家だったため、部屋の扉を開けてすぐの屋外通路でタバコを吸うことにした。

一服が終わり部屋に戻ろうとしたところ、キーを持っていないことに気づく。

先に外へでた彼が持っているだろうと思い「キー貸してくれる?

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