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心地よいはやさで

目まぐるしく動く世界
過ぎていく時間
どんどん変わって
置いていかれそうになる

不安で、苦しくて
思わず走り出したくなるけれど
からだは上手く動かなくて

だからこそいまは
わたしの心地よいはやさで歩いて
見えているものを見たらいいよ

焦りのむちでからだを打って
走ったとしても
きっと一瞬で息切れ
また立ち止まってしまうの

みんながわたしを置いていく
それは本当に?
そう、見えているだけかもしれない

「止まって」
「ねえ待って」
きちんと声に出して
そう言えたなら
振り向いてくれるかな

わたしが心地よいはやさで歩いていたら
同じはやさの人が現れるかも
これまでとは違うはやさだけど
これまでとは違う人と出会えるかもしれない

だから
人に
まわりに
社会に
「ふつう」に
無理に合わせなくていい
焦らなくていい

いま、ここ
わたしをきちんと見て
地面を踏みしめる感触を
流れる空気の色を
味わって

いままでわたしだと思っていた
お仕着せの服を脱ぎ捨てて
ほんとうのわたしの
いまを感じて

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