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徒然日記2021.5.07

昨晩はよく眠れなかったせいか、今日は一日中ナチュラルハイのような、酔っ払ったようなテンションで過ごしていた。一昨日が寝過ぎているため、反動が来ている。

竹村牧男先生の本から、弘法大師の真言密教への興味が出てきた。竹村先生の言われている人人無礙の世界を見てみたい。

実は、私には少なからず真言密教とご縁がある。私の故郷は高野山とは縁もゆかりもない遠い彼の地だったが、私の祖母が幼い時に高熱を出して、曽祖父が遠路はるばる高野山に願掛けをしたら完治したという逸話があった。祖母が80代の時に、曽祖父が夢に出てきて、お礼参りをしないといけないと啓示を受けた。私は偶然にも当時、実家から遠く離れた高野山に通じる南海高野線の沿線に寮生活しており、祖母と母と駅で合流して、高野山の宿坊に宿泊して、精進料理をいただき、お礼参りを済ませた。私の最寄駅は南海高野線の金剛駅で、今になって金剛界曼荼羅と胎蔵界曼荼羅にもシンクロニシティを感じている。高野山の荘厳な雰囲気は、今でも鮮烈にイメージが残っている。

全くの余談であるが、学生時代から現在までつづく親友は、金剛山を登ることを日課としており、奈良の真言宗の家に生まれている。私が読書家であることを知り尽くした上で、熊野の山に登りフィールドワークをしろ!と強く勧めた、あの親友だ。さらに余談の余談ではあるが、私の妻はお大師様の字が名前に入っている。ますます真言密教や弘法大師様とのご縁を感じずにはいられない。

今まで華厳の事事無礙法界が最高の悟りの境地と考えていたけれど、竹村先生に導かれてお大師様の密教の人人無礙の精神性にパッと世界が開ける思いがした。曼荼羅にもつよくつよく、導かれるものを感じる。

竹村牧男先生の動画は、なにか感じるものがある。それを貼りつけて日記を終わる。


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