栄養豊富で甘みと酸味のバランスが絶妙な『キウイ』。

男女問わず、大人気のフルーツです。

キウイに多く含まれているのが、風邪予防や健康的な皮膚づくりに欠かせない『ビタミンC』。

推奨されている1日のビタミンCの摂取量は100mg。これは、キウイを1個食べれば、ほとんどまかなえる数値です。

そして、もう一つ、キウイに多く含まれているのが、『ビタミンE』。

ビタミンEは、ビタミンCと同時に摂取することで、より効果を発揮すると言われている栄養素。

ビタミンEが持つ抗酸化作用（血栓予防や悪玉コレステロール抑制など）は、ビタミンCと同時に摂取することによって、より高い効果を発揮します。

「キウイは栄養がすごい」と言われる理由は、

種類が豊富なだけでなく、

「同時摂取で相乗効果を発揮する栄養素が一つの果物に含まれている」

これが、キウイ最大の特徴です。

グリーンキウイには、100gあたり0.3mgの鉄分が含まれています。

鉄分が摂れる食材は、決して多くありません。そのため、鉄分を多く含むキウイの存在はとても貴重なんです。

この鉄分と同時に摂取することで、より高い効果が得られるのが『葉酸』です。

グリーンキウイには、100gあたり37µgの葉酸が含まれています。

葉酸と鉄分は、どちらも赤血球をつくる成分。

ですので、同時に摂取することで、貧血予防をより強化することができます。

では、毎日キウイを食べると、どのような効果が得られるのでしょうか？

毎日キウイを食べた場合、望める効能は二つあります。

一つ目は、『美肌』や『美白』。

ビタミンCには、くすみやシミの原因となるメラニン色素を還元する作用があり、ビタミンEも、「若返りのビタミン」とも呼ばれるほど、血行促進やターンオーバーを整える働きがあります。

二つ目は、『腸活』や『便秘解消』。

キウイに含まれている食物繊維は、『不溶性』と『水溶性』があります。

不溶性食物繊維は、大腸のぜん動運動を活発にして、便秘を和らげ、予防します。水溶性食物繊維は、小腸での消化吸収をサポートし、善玉菌の活動を促して腸内環境を整えてくれます。

皆さん、夜、寝る前にキウイを食べると、睡眠の質が向上するというのをご存知でしょうか？

キウイに含まれる『セロトニン』が、睡眠改善効果をもたらすことが、台湾の台北医学大学の研究で明らかになりました。

睡眠障害のある男女24人が、4週間、寝る前にキウイフルーツを2個ずつ食べた結果、睡眠の質を自己判定するPSQI（ピッツバーグ睡眠質問票）スコアに42.4%の減少が見られたといいます。

ちなみに、PSQIスコアは、スコアが高いほど睡眠障害は重度になります。

こうした研究結果を受けて、睡眠の質を向上させるキウイの特性は、より注目を集めています😌

最後まで読んでいただきありがとうございました🌈