涙は感情によって味が変わる🌈
皆さんは、最近いつ涙を流しましたか?
嬉しいとき、悲しいとき、感動したとき。
さまざまな場面で流れる涙は、皆さんの気持ちのバロメーターにもなっているのではないでしょうか。
そんな、涙の味が、感情によって変化しているのを、皆さんご存じですか?
涙は、感情が自律神経を刺激することで、涙腺から流れます。
その感情によって、涙に含まれている塩化ナトリウム(塩分)の濃度が変わるんです。
細かく説明すると難しくなってしまいますので、簡潔に説明します🌈
嬉しいときは、甘い涙
悲しいときは、水っぽい涙
→→副交感神経が優位になって、塩化ナトリウムなどの電解質の量が少なくなり、サラサラになる。
怒ったとき(悔しいとき)は、しょっぱい涙
→→交感神経が優位になって、塩化ナトリウムなどの電解質の量が多くなり、粘り気が出る。
このように、涙の味は、感情によって変化します。
生物学的には、耐えられないほどの悲しみやストレスがかかったときに起こるメカニズムの一つであると言われています。
涙を流すことは、心と体両方に対して、とても良いことであり、身体をリラックスさせるために必要な行為なんです。
感情によって、涙の味が変化する……
このことを知っていれば、もう嘘泣きは見抜けますね……w
涙は、90%以上が水で出来ており、残りの10%が血液です🩸
赤血球・白血球・血小板は涙腺を通れないので、涙には色がつかないんです。
まぶたや涙腺といった目の周りの構造が、海から陸に上がるときに作られた構造であることから、
涙は、
「生物が海から産まれた名残りである」
とも、言われています。
確かに、魚にはまぶたがありません。釣り上げた魚が泣いているのも見たことがないですよね。
涙は、私たち陸上動物の進化の過程で生まれたものの一つと言えますね。
今回は、涙について書かせていただきました。
涙は、目を洗い流すためだけのものではなく、精神を落ち着かせるためのものでもあります。
たまには、映画を観たり、小説を読んだりして、泣くことも大事ですね😊
最後まで読んでいただきありがとうございました🌈
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