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レモンは自然にできたものではない🌈

鮮やかな黄色、酸味、ビタミンCが豊富に含まれている果物『レモン』。

見た目と爽やかなイメージから夏の果物と思われがちですが、レモンは、12月下旬から黄色くなりはじめ、3月いっぱいまでが旬とされています。

今日は特に寒いので、ホットレモンで体を温めているかも多いのではないでしょうか😌

そんな今が旬のレモンですが、最初から自生していた果物ではなく、人間が作り出した果物であるということを、皆さんご存知でしょうか?


レモンは、柑橘類ミカン属(シトラス)に分類される果物。

柑橘類ミカン属は、400年以上も前から存在していたと言われている長い歴史のある果物です。

当初は、中国原産の『マンダリン』、マレーシアとマレー諸島に生える『ブンタン』、北インドに育つ『シトロン』の3種類がほとんどを占めていたといいます。

これらが、中東地域やヨーロッパに持ち込まれ、品種改良と交配を繰り返し、人間が好む特徴と味を兼ね備えた、様々な品種の果物の開発が行われました。

その結果、一定の品質と味を得るために、二つの柑橘類の品種『シトロン』と『ダイダイ』を交配して、誕生したのがレモンです。


この話を聞くと、先日記事でも取り上げた『遺伝子組み換え』と混在してしまう方も多いのではないでしょうか。

レモンは、遺伝子組み換え食品ではありません。

遺伝子組み換えは、遺伝子工学を利用して、遺伝子操作された生物や植物に、何種類もの遺伝子を直接挿入または改変したもの。

一方、レモンは、『自然他家受粉』や『選抜』といった伝統的な育種法を使い、品種改良と交配が行われて誕生した果物。

どちらも人間の手で生み出された食べ物という部分では共通していますが、遺伝子操作をしているか否か、それぞれ開発方法が異なります。


レモンは、人間が交配させて誕生した果物ではありますが、栄養価の高い果物です。

身体の免疫システムと身体全体を維持するために必要な栄養素ビタミンCが豊富に含まれており、カロリーはほとんどなく、抗炎症作用と抗酸化作用のある物質も含まれています。

ただし、スーパーで売られているレモンは、アメリカ産やチリ産など輸入物がほとんど。

生産時に使用された農薬や汚染物質が含まれている可能性があります。

確実に安全なレモンを手に入れたいという方や皮ごと使いたいという方は、自宅の庭で栽培したレモンを使用するのが、最も有効的です。

とはいっても、私も庭でレモンを育てていますが、レモンの木は、結実するまで2,3年、さらに、大きく味の良い実ができるまでには、5年ほどの期間が必要になります。

今から栽培を始められる方は、すでに3年以上栽培されている『大苗』を購入してください。

より短い期間で楽しめるので、おすすめです😌

最後まで読んでいただきありがとうございました🌈

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