本当の病名から分かったこと🌈
これは、2ヵ月前の出来事です。
娘が体調を崩し、病院へ運ばれた時、最初に医師から言われた病名は『起立性低血圧』でした。
『起立性』が付く病名はいくつかありますが、総じて言えるのが、止まっている状態や横になっている状態から起き上がる時に何らかの症状が出る、調整障害であること。
学生や思春期に多いと言われています。
その後、病院へ通いましたが、血液検査のみで進展はなく、その間にも娘の症状は進行していき、指一本動かすことができなくなる症状が、少なくとも1日3回は起きていたんです。
当然、親としては原因を早く突き止めたかったため、病院を変えたりもしましたが、どの病院も同じ対応でした。
それだけ、原因が複雑だということです。
私は、起立性の病気について、ありとあらゆる手段を使って、勉強したり、話を聞きに行ったりしました。
すると、ある病名に辿り着きました。
それが、
『潜在性鉄欠乏貧血』
別名、隠れ貧血。
病院での血液検査は、ヘモグロビンの数値をみて判断します。
その数値が正常な場合、貧血とは診断されません。
しかし、この病気は、ヘモグロビンの数値が正常でも、フェリチンの数値が基準値より低いのが特徴です。
フェリチンの数値が低いということは、鉄とタンパク質が不足しているということ、つまり『鉄欠乏(てつけつぼう)』の状態になっているということです。
フェリチンの基準値は5〜177と、病院よってさまざまですが、基準値内であっても、50以下になると、何らかの症状が出始めます。
娘の場合、フェリチンの数値が、20しかありませんでした。
人によっては、数値が100でも症状が出るようです。
なので、100以下は鉄欠乏の可能性があります。
しかし、フェリチンの数値を詳しく検査してくれる病院が少ないのが、現状です。
さらに、起立性の症状に当てはまらない場合、精神的なものと判断され、『自律神経失調症』と診断されてしまいます。
医師の判断が、難しい病気なんです。
この病気の症状は、
頭痛、目眩、耳鳴り、微熱、低血圧、不眠症、朝起きれない、喉の違和感、生理不順、吐き気、嘔吐、便秘、下痢、脱毛、血尿、血便、記憶障害、うつ病の様な症状、パニック障害、手足のしびれ、
とにかく、たくさんあります。
娘は、視界が黄色くなったり、目を動かした時の目の反応が悪くなったり、ピントが合うまでに落差があったり、さまざまな症状が現れました。
早く回復させるためには、親である私たちも鉄欠乏について理解することが大切です。
病院での血液検査で、ヘモグロビンが正常値である場合、医者は、貧血で鉄欠乏ではないと診断します。もし、このような診断を受けた場合、今一度、この記事を読み返してもらいたいと思います。
普段の精神的なストレス、
思春期や成長期
スポーツ
女性のこと
体が大きくなるためには、鉄とタンパク質が必要です。そのため、フェリチンが不足しがちなんです。
免疫力の低下で、風邪も引きやすくなります。
この病気は、成長過程になりやすい病気であるということを覚えておいてください。
大変な思いをした娘を見てきた親だからこそ、皆さんに知ってもらいたいと思い、この記事を書かせていただきました。
少しでも参考になれば、幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました🌈
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