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◆綜學を日常に生かす10カ条◆

拙著『〜戦後の日本がよく分かる本 昭和2年発行 文部省認定 〜 大國民讀本を読む 』の内容を中心に、本年よりnoteで発信させていただいておりますが、私が提唱する『綜學』につきましても、逐次紹介させていただきます。

その皮切りに、『綜學』を日常に活かす10ヶ条についてご紹介します。



1.《全体を観る》 全体からみて正しいかどうかを考えよう

好き嫌いが激しくなるほど部分に囚われます。
得意でない事・苦手な場所・嫌いな相手を時々意識してみましょう。

得意でない事にも関心を持ち、苦手な場所にも足を運び、嫌いな相手にも積極的に声を掛けていきますと、次第に全体が観えるようになるはずです。

2.《核心を掴む》 物事の核心となっている場や人、問題の根っ子をつかもう

物事には核心というものがあります。問題解決なら押さえるべきツボ所であり、問題の発端である根っ子(根本)や、問題解決に必要となるキーパーソンなどがそれです。

3.《流れを読む》 動きは上がり下がりするから、曲線的に流れをとらえよう

動けば、必ず「波」が生じます。高調期に舞い上がらず、低調期に落ち込むことなく、常に次の企画・準備に努めましょう!そうして、波に乗りながら波動進化していくのです。

※上記1〜3は、綜學(綜合學問)の「ものの見方」の基本3カ条です


4.《気付き》 講義を受けたら、気付いた点を整理しておこう

本を読んだとき・講義を聞いたときは「ピンと来た点」を確認し、整理しておきましょう。

5.《置き換え》 気づいたら、自分に置き換えて行動に生かそう

「気付き」を、「自分なら・我が社なら・我が地域なら・日本なら…」と置き換えて実行しましょう!(「学ぶ→気付く→置き換える→やってみる→さらに工夫する・もっと学ぶ…」を繰り返します)

※上記4・5は、研修で学んだり、講座を受けたりしたときの内容を自分に生かす基本です。


6.《素直さ》 素直に人の良い点に学び、素直に自分の悪い点を直そう

そのまま・ありのままに受けとめる「素直さ」は成長の基本です。
しかし、これを妨げる2つの障害があります。

  • 他人の良い点(活躍)を見ると、ジェラシーが素直さの邪魔をします。

  • 自分に悪い点があっても、プライドが素直さの邪魔をします。

これでは成長出来ません。

7.《声に出す》 こころざしが見えてきたら、大きな声で表明しよう

日本語は発声すると「言霊(コトダマ)」や「言葉神(ことばがみ)」となり、実現や成功を導いてくれます。宣言や決意表明から、既に実行がはじまっているのです!

8.《原点に帰る》 もしも困ったときは、出発点に帰ろう

原点は「種」であり、種から根や芽が出ます。
悩み・迷うときこそ原点が重要で、再生も原点回帰から起こされます。
原点は「そもそも…」に続く言葉を考えると見えてきます。

9.《自分の道を行く》 迷ったときは、自分にしかできない道を選ぼう

損得ではなく、人生を、命を懸けて惜しくない道を選ぼう!
自分にしか出来ない道は、自分で決めたのだから言い訳の出来ない道であり、後悔しない道でもあります。

10.《中心から広げる》 成功を焦らず、一つの中心からじっくり事を広めよう

何かをやるときは、その中心(ミナカ)を立てつつ(大事にしつつ)、自分が何処(ワケ)を受け持つのかを明らかにして力を尽くしていこう!

ミナカは揺らぐことの無い中心軸であり、大義名分(なぜそれをやるのかという明らかな理由)もそこにあります。そして、この自分も、自分が担う仕事や活動のミナカとなって主体性を確立していきましょう!

政経倶楽部・総研レポート第78号
令和5年10月27日 林英臣


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