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"未来の技術が変える教育のあり方"

 すでにその存在感を高めているAIがさらに進化することは、疑いようもなく教育の形を変えていくだろうと思います。
 私自身はAIを最大限活用できていない身なので、AIの用途について未知の部分はありますが、身近なChatGPTを取り上げるだけでも教育の視野が広がるんじゃないかな、と考えています。
 まず語学学習について、コミュニケーションのための、実用的な外国語を身に着けるためにAIは活用されるのでは? 現段階ではコミュニケーションというより人間が質問をしてAIが回答するという一方通行な会話になってしまいますが、この先、AIから質問や発話がなされることで自然な会話ができるようになると思います。そうなれば、わざわざ学習している言語の持ち主と会話せずとも、時間や場所に関係なく会話の練習ができるようになる。コミュニケーションに関して言えば、もちろん母国語の練習にもなります。
 教育の現場ではどうでしょう。教科問題の正誤判断や解説、読書感想文や自由作文の推敲、添削はAIに任せられるようになると、学校の先生は生徒個人の内面に目を向ける時間ができる。よって生徒とリアルで向き合う時間も確保できるようになるんじゃないかな~。日本の教育では、特化よりも満遍なく勉強ができることを優秀であると評価されがちだけど、生徒一人一人に目を向ける時間が増えれば個性が強調され、特化型の学習も生まれるのではないだろうか…。個人的な希望でもあります。笑
 AI以外の技術は何が考えられるか。
 メタバースのようないわゆる仮想空間が生まれると、学びは学校の中だけにとどまらないでしょう。企業や他校などとの交流が盛んになる。ZOOMなどオンラインではあるが平面のみの交流よりも、空間を歩き回ったり、他人に自分から話しに行ったりすることが必要となる仮想空間内では、よりリアルなコミュニケーションができると思うな~。時には一緒に議論したり、創作したりすることで、場所に制約されない交流が可能になります。校外学習となると手続きなど事務的な準備が必要ですが、仮想空間であればその多くは削ることができてアクセスしやすくなるんじゃなかろうか。
 今回は未開拓のフロンティア的なものを挙げましたが、物質的な技術の中にも教育を変えるものがあるはずです。それらについてもこれから学んでいく所存です。

                         写真 Kenny Eliason
 


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