【JCS2019 6勝3敗】メルカリLO デッキレシピ、立ち回り紹介

東京を中心に活動している、社会人ポケカ勢のハヤト(Twitter @pokehaya_jpnです。

2019/6/10(月)に「幕張メッセ(千葉県)」で行われた、ポケモンジャパンチャンピオンシップス2019(カード部門)で使ったデッキをまとめた記事になります。

立ち回り方、考え方なども紹介しているので、興味を持った部分だけでも読んでもらえると嬉しいです!

自己紹介

子供のころにポケカ(旧裏のやつ)、MTGなどはやってたのですが、ほぼカードゲームを触ってきませんでした。

仕事で軽く遊んだらドハマリしてしまい、友人と一緒に大会とかもでるように。初大型大会参加がCL京都で、4勝3敗400位台前半でした。

悔しくて練習した結果、シティリーグでは念願の本戦出場、優勝した方に負けて結果5位でした。

シティまではサナニンフ(アブリボン型)を握っており、その辺の記事については別記事にまとめてあります。

【シティリーグBEST8→5位】アブリボン型サーナイト&ニンフィアGX デッキレシピ紹介、立ち回り紹介

チャンピオンズリーグ2019京都 大会使用デッキ 「サーナイト&ニンフィア」解説

大会に向けた分析、調整について

JCS2019は、ミラクルツインという大型弾が出てすぐだったので、環境がカオスだったと思います。ミュウミュウをピン差しするだけでも、デッキタイプがガラッと変わる面白い環境でした。レシリザ1強の環境ではなく、ルガゾロWTB(水バレット)なども強く分析が難しかったです。

サナニンフを握るか迷ったのですが、先攻レシリザカキにほぼ勝てない、ゲンミミがきつすぎるのでやめることに。候補に上がったのが、WTB、超バレ、悪系(ルガゾロ以外)、LO系でした。悪系は事前にでていた、「ヤミラミ&バンギラスGX」を主軸に考えてました。

ムキムキパッドをつけるとHP330になり、弱点をついてもワンパンできないラインまで行くのでかなり悩みました。ルガゾロが多いと予想していたので、エネ加速さえできればサイド3枚取れるので強い。問題なのはヒエク系デッキに、展開が遅くそこまで有利に働かないことも。

悩んだ末、今回は山を掘る系のデッキが多いと予想し、LO系のデッキの方があってると感じました。その中でもドサイドンLOは安定しなそうだったため、メルカリLOに。

京都CLでは、タケト選手がメルカリLOで準優勝されてたので、プロキシで回してみることにしました。

考えることが多く、プレイ時間がかかりましたが、どのデッキにも大体刺さったのでが強かったです。タケト選手のレシピをベースとして、自分なりに使いやすく改良していきました。改良後はプレイ早くするため、相当練習しました。

当日のマッチアップ

今回使ったレシピ(6勝3敗)

全試合、時間内に追われたのは相手プレイヤーの方のおかげでした。こっちが回収している間に、ダメカンを変わりに乗せてくれた神プレイヤーもいました。

アセロラループが終わらないので、「この試合では、100ダメカンを90ダメカンと定義しましょう!」と提案してくれる方も。9回中8回は本当に感謝しかなかったです。

残り1回はファローシャッフルでスリーブを破かれ(予備があってよかった・・・)、上下逆さまにカードを入れられました(笑)。その試合は勝ったのですが、終わった後に手札とダイスを投げられ気分良くなかったです。害悪デッキを握っている宿命なんですかね。

当日のマッチアップは下記の通りです。勿論、サイド取るプランも考えていたのですが、エネ割る方が早いデッキが多く通算3枚しか取ってません。ジャンケンはほぼ勝てませんでした。

当日のマッチアップ

1回戦 後攻 ○ 1-5 ルガゾロ(投了)
2回戦 後攻 × 1-6 ルガゾロ
3回戦 後攻 ○ 1-3 ヤミラミバンギラス、アーゴヨン型(LO)
4回戦 後攻 × 0-6 ゲッコウガGX、バリヤード
5回戦 後攻 ○ 0-5 レシリザ(LO)
6回戦 後攻 ○ 0-3 ウルネク(LO)
7回戦 先攻 ○ 0-2 三鳥、ケルディオ(LO)
8回戦 後攻 × 0-6 三鳥、ミュウミュウ、ゲッコウガ
9回戦 先攻 ○ 0-3 サナニン(LO)

1回戦 後攻 ○ 1-5 ルガゾロ(投了)

初戦、ここ数回の大型大会で一番の緊張。吐き気がとにかくヤバかったです。試合が始まってからは、何とか落ち着いてきました。
アロベトを立てられたのですが、とにかくバトル場にアロベトを縛ってエネ割り続けて勝ち。「スカル団のしたっぱ」で特殊エネ2枚落とせたのが強かった。

2回戦 後攻 × 1-6 ルガゾロ

あと1手足りなかった試合。今思うと、どうやっても勝てなかった試合でした。

初戦同様、エネを割りに行くプランで考えてました。初手ダイゴで小マッシ、ビーエネ、カスミのおねがいを回収。

その後、

相手 リセットスタンプ
自分 カスミのおねがい
相手 ジャッジマン
自分 ラプラス→マーメイドコール→カスミのおねがい
相手 ジャッジマン

と無理ゲーでした(笑)。4ターン目くらいからエネを割り出し、「スカル団のしたっぱ」で特殊エネ2枚落とすも最後のエネを貼られて負け。

ビーストエネルギーをプルメリで捨てに行くほど困窮してた試合。マチス→ルザミーネ→プルメリしたけど間に合わなかった。

3回戦 後攻 ○ 1-3 ヤミラミバンギラス、アーゴヨン型(LO)

エネ割りに行けない型なのと、メルカリ出すとヤバそうだったので、アーゴヨンを倒しつつLO狙いに行くことに。

相手がベンチを埋めたタイミングで、サイド4枚にしてもらい小マッシ、ビーストエネルギー、グズマ。その後、空いたベンチにイベルタルを置いてきたので、グズマ、ルザミーネでループして勝ち。

シャドーコネクションされても良いように、ジワジワとエネを割ってくプランが良かったかと思います。

4回戦 後攻 × 0-6 ゲッコウガGX、バリヤード

ゲッコウガGXはミュウミュウで警戒してましたが、完全に舐めてました。まさかグランブル的な発想でほぼ単がいるとは・・・。

今思うと、相手の方が出した初手バリヤードを、マッシで倒しに行くべきたったやつ。初手でゲッコウガGXが見えたので、レシリザとかのピン刺しと油断してました。

エネを割ってもアクアパッチされるし、グズマしてもエネつけたりされて無理だったやつ。このパターンは分析が甘かったです。

5回戦 後攻 ○ 0-5 レシリザ(LO)

散々、練習したレシリザ戦。4回戦同じくゲッコウガGXが入っている型だったのでかなりきつかったです。何とか水エネを割り続けて勝てた試合。最後、相手にターン回したときは心臓バクバクでした。

6回戦 後攻 ○ 0-3 ウルネク(LO)

鋼エネルギーをギラティナに初手で貼ったので、ウルネクと想定。カラマネロを大量展開してきたので、グズマループ。カラマネロにエスケープボードを貼ったタイミングで、アブソル出してテテフ縛りで勝ち。

7回戦 先攻 ○ 0-2 三鳥、ケルディオ(LO)

おそらくデッキすべてに入っているエネを割って勝ち。メルカリGXもフル活用でした。とくにプレミもなかったやつ。

8回戦 後攻 × 0-6 三鳥、ミュウミュウ、ゲッコウガGX

超大物YouTuberの人で対戦できて嬉しかったやつ。名前メチャクチャカッコよかった!このタイプはゲッコウガGXを警戒していたので、手札にプルメリをため込むことに。

ミュウミュウでてきたので、水エネを3回割ったが循環装置で回収、フーパ突破で負けたやつ。プレイ、構築どちらにおいても負けてたやつ。終わった後も、軽く話せて楽しかったです。

9回戦 先攻 ○ 0-3 サナニンフ(LO)

プレイ前に見たことある人だなと思ったら、前にジムバトルで戦ってた人でした。プレイが丁寧な方だったので印象残ってました。

ポケカ仲間とも、あの人に会いたいよねと話してたので、再開に感動しました。ポケカは最高のコンテンツ。

サナニンフは使い込んでいたので、大体の型が頭の中にありました。エネを割りつつゼルネアスを倒すプランで行くことに。ゼルネアス◇の方がでてきたので、ブルー型はないと判断。

マーシャドーを警戒しつつ、適度にカスミのおねがいをトラッシュに置いておきました。ゼルネアス◇を倒そうと思ったのですが、回収されてきつかっため、メルカリGXでエネを割るプランに変更。

エネをすべて割ったところで、お互いターン回し合ってLO勝ち。

採用カード解説

詳細は京都CL準優勝のタケト選手noteの方がわかりやすいかと。
それ以外のカードについては下記の通りです。

ラプラス

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