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拝啓、10年後の自分へ

10年後の自分の姿なんて想像もつかない。だから17歳の僕の思いをここに書き残しておこうと思う。(タイムカプセル的な)

10年後の僕がこれを読んで少しでも何かが変わればいいなと思う。

この記事を書き始めた今日は2021年の12月21日10時59分。
2031年の12月21日にもう一度この手紙を読みたいと思います。

⬆️自己紹介


拝啓、10年後の自分へ

27歳の自分へ。

お元気ですか。10年後の僕がどんな人間になっていようと、生きてこの手紙を読んでくれているのなら、まずはありがとうございます。

未来の僕は過去のことを忘れているかもしれないので、少しだけ現状を話します。

あなたは今17歳で、15年続けたサッカーを高校で辞めることを決心しました。このnoteを始めた理由は、サッカー人生最後の1年を記録しておくためでした。

17歳のあなたは、サッカーが大好きで、卒業後の未来に希望を持っていて、彼女が欲しくて、たまに友達とケンカして、そんなことを考える毎日です。

27歳の僕へ、挑戦をやめていませんか?

口先だけの大人になっていませんか?

早々に諦めて、愚痴を言いながら酒を飲むような、腐った大人にだけはどうかならないでください。

僕は今電車に乗っています。未だ終点の見えない電車に乗り、今日もどこかを走っています。

27歳の僕へ、終点は見えましたか?

考え方は変わっても、理論や損得だけで動くようなつまらない大人にはならないでください。

何歳になっても、挑戦に失敗はつきものです。

背負うものが増えてきて、足がすくむことがあるかもしれないけど、栄光への道はそこから始まっています。どうか背を向けないで立ち向かってください。

17歳の僕が今持っているのは、未来への期待と好奇心、少しの行動力と素晴らしい仲間です。

27歳の僕へ、あなたの周りには今何がありますか。
あなたにはどんな世界が見えていますか。

「世界を救う」なんて馬鹿げた夢を持ってしまった僕のせいで、あなたの毎日は休む暇もなく今日も苦しい思いをしているかもしれません。

10年で達成できるような夢じゃないけど、一歩でもその夢の近くにいると信じています。


「一生若手」17歳のあなたが大好きなラッパー、GADORO君の言葉です。

何歳になっても、どんな立場に立っても、挑戦し続ける限り人間は老いることはない。って意味だと僕は解釈しています。

人が走るよりも乗り物に乗った方が遥かに早いし、知能においてもどんどん機械に勝てなくなっていきます。

それでも人は人を見たがる。失敗や挑戦をするその姿に、結果ではなく過程に、ドラマや美しさを感じるのかもしれません。

かっこいい大人になって欲しいとは思っていません。カッコ悪くても、情けなくても、挑戦を辞めないでください。

完璧ではないことが、人間の一番の強みです。

未来の僕も、きっと完璧ではないと思います。

いい所もあると思うけど、やっぱり欠点の方が多いと思います。

あなたは絶対に1人では生きてはいけないから、人を大切にしてください。

毎日、1人でもいいから誰かを幸せにできているなら、あなたはとても素晴らしい人間に慣れているはずです。

それでも思い詰まった時は、耳を澄ましてよく聞いてください。

あなたには、サッカー選手になる才能はありませんでした。プロの歌手になる才能も持ち合わせていませんでした。
突出した才能は何ひとつ持ち合わせなかった僕たちだけど、そんな僕たちにもひとつだけ才能があります。

それは、素晴らしい仲間に出会える才能です。

今のあなたを作っているのは、中学、そして高校で出会ったサッカー部の仲間と監督、そして17歳の僕がこの先出会う人たちのお陰です。

それだけは忘れないでください。

17歳という若さが武器にもなり、足枷にもなる僕と同じで、27歳のあなたも何か思い詰まっているかもしれません。

でも大丈夫。あなたならきっと成し遂げられます。根拠なんてありません。僕たちはいつだって根拠もないのに、自信だけは満々でした。

転んだなら、早く立ち上がってください。

周りの人は、あなたが転んでしまったことにはなんの興味もありません。ただ、そこから立ち上がる姿に感心するだけです。

1秒でも早く、立ち上がってください。

正解なんて初めは誰もわからない。わからない中で、それを貫いて正解にしていくんです。

あなただけの正解があるはずです。痛みも怒りも全て光に変えて進むしかありません。

17歳の僕からのお願いです。「世界を救う」なんて、今はまだ綺麗事しか言えない僕の言葉を、どうか現実にしてください。
他の誰でもない、あなたからの願いです。

あなたにしかできないことが、必ずあります。

腰は誰よりも低く、目線は誰よりも高く。野心と謙遜心があれば、なんだってできると信じています。

10年後、会えるのを楽しみにしています。


17歳の高岡快斗より

僕のことを応援したいと思ってくださる方がいましたら、サポートもぜひお願い致します。 サポートは全て世界一周と起業するための費用にさせて頂きます。 これからもどうぞよろしくお願いします!!