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言葉が響くタイムラグ

言葉って、誰かに掛けて頂いてから、自分の中で響いてくるタイミングに、かなりのタイムラグがあるなぁと感じることが増えました

パン屋になって30年弱になりますが

駆け出しの頃、いろんな人がかけてくれた言葉がたくさんありました

訳も分からず、へぇーとか、そうなんですねーとか

まあ、正直、またおんなじ事言ってらぁとか、ウザイ(そんな言葉当時はありませんでしたが笑)とか思いながら

まあ、見事な迄に華麗にスルーしてきた(笑笑)訳ですが

そんな言葉の数々が、実は頭の隅にしっかり刻まれていて

きっと必要なタイミングが来たんでしょうね

今になって、ありがたく噛み締めてる次第です

同時に、当時の自分を恥ずかしく思ったり、猛省もしてるんですが苦笑

そこには、周りの人の優しさや思いやりがあったに違いない

だって、全く聞く気のない人間に、言葉を掛け続けるって、相当な根気とエネルギーが必要ですからね

あれから時間も相当経ったので

言葉をかけてくれた方の中には、もう亡くなられた方も多くなってきてたりで

お礼を言うことも叶わなくなってしまってますが

その分、言葉のバトンとして、後進に紡いでいきたいなと、やっぱり自然に思うようになってます

恩は、返すものではなくて、送る/贈る、ものだと

ウザいと思われようが、くどいと思われようが

華麗にスルーされようが笑笑

ちゃんと繋ぎましたよーと

お世話になった方達に胸を張れるように、励みたいと思ってます

#言葉
#恩送り
#和歌山パン屋

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