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就活終わります

第一志望のA社に落ちました。

留学から帰ってきて、本格的にジャーナリストを目指すようになって、

夏のインターンに行ってから、なんかここ良いなと思って片思いし続けた会社。

せめて最終面接までは行きたかったけど、二次試験でダメでした。

それでもやっぱり悔しいので、自分の気持ちを整理する意味と、就活に区切りをつける意味で、noteを書きます。




不合格の通知をもらったのは、これも何かの縁なのか、
1月末に内々定をもらっていたK社の懇親会に行く道中。

大好きな神楽坂の街は、人生で指折りの悔しさを味わう場所となってしまいました。

取材実技と作文があまりにもできなくて、何となくこれは落ちたなと思っていたけど、それでも少しは期待してしまった。

その分、残念ながら、の文字を見た時はショックで、下を向いて歩いていたら目の前から来る人にぶつかっちゃった。

落ちた理由を知りたくて、お世話になっている人事の人に連絡した。
返事がこちら。

意外にも、悪かったところが目立ってなくて、むしろ良い文章は書けていたのでは?という感想。昨日あまりにもできなさすぎて、自分に記者は向いてないんじゃと思ったけど、どうやらそんなことはないようで良かった。

だからこそ、なんで???笑って感じだけど、本当に就活って縁なんだなって思った瞬間だった。

一方で、やっぱりA社が好きだった自分の気持ちは、間違ってなかったなとも思った。

普通、選考結果に対する個別の質問には、答えられませんっていうところが多い。突然の連絡にも、こうやって丁寧に返してくれるのは、さすがだなと思う。

それに、昨日試験があって今日の結果発表なのに、こんなにちゃんとフィードバックをくれるのも、本当に学生のパフォーマンスに向き合ってくれたんだなという証拠。

学歴とか経歴じゃなくて、ちゃんとその人の内面を見てくれるこの会社を志望して良かったと改めて思った。




K社の懇親会も行きたくなくなって、新橋で引き返そうと思ったけど、気を確かに踏ん張った。笑

これは今日知ったことだけど、秋からずっとお世話になっていた元朝日新聞の記者のおじちゃんが、K社の人事と知り合いだったらしく、ぼくの選考状況がすべて伝わっていたらしい。

「まだ、A社やN社と迷ってるの?」

懇親会の後、いつもの人事の二人に挟まれて、問い詰められた。

「A社落ちたので、もう迷いなく御社に行きます。」

そう言ったら、不謹慎にも二人は喜んだ。笑

K社は、第1.5志望と呼ぶくらい、本当に行きたい会社の一つで、今冷静に考えれば、K社じゃなくてA社じゃないとだめな理由って、自分の名前を紙面に載せられること、初任地が比較的大きめの都市、とかそれくらいかなっても思う。

A社以上に自由闊達な会社で、好きな取材もいっぱいできる。

海外支局の数も、日本のメディアで一番多くて、特派員のポジションも多い。

「ぜひ、うちの記者として、ワシントンに行ってね。」

アフガニスタンやインド、インドネシアやロシアへの駐在も経験した人事にそう言われた時は、あ、自分が必要とされるならここで正解だなと思った。

付け加えるなら、人事のボスのおばちゃんが、どの会社のおばちゃん人事よりもタイプなので、その点もこの会社で良かったと思う。笑笑笑
研修が楽しみすぎる。




色んな世界を見てみたい、自分の・社会の当たり前を疑い続けたい、そんな思いから目指してきたジャーナリスト。

自分がジャーナリストとして、一番成長できる場所はどこだろうと思って考えた志望会社。その正解は、自分が思い描いていたものとはちょっと違ったみたいだけど、人生はなるようにしかならないので、たぶんここで正解だと思う。それに、今の選択を正解にできるのは、未来の自分だけなので。

ということで、ジャーナリスト矢吹勇斗、爆誕です。(2025年4月予定)
そしてそのファーストキャリアは、K社で歩むことになるでしょう!

あと一年何しようかな~
学生生活謳歌して終わりたいな~
旅に出たいな~

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