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アメリカに来てからというもの、よく言われる'日本の素晴らしさ'を客観的に痛感する一方、ほんの2.30年前までは世界中の人々が抱いていたであろう、「戦争でボロ負けして何もかも失ったにも関わらず、不屈の精神と天才的な技術革新で急速な発展を遂げた、Asian Miracle」という日本のイメージは、もうそこにはないんだと感じる。

はたまた、歴史と国際政治、そして国際開発を学んでいる中では、世界で唯一の被爆国であり、国際社会において平和の希求を牽引しなければならないはずの日本が、第三次世界大戦の恰好の餌食となる可能性が大いにあると考えざるを得ない。

日本だけじゃないよ。どっこも。どの国も地域も、何かしら危機的な状況にある今。明るい未来なんてない。

でも、そんな危ぶまれる未来について考える度、ぼくはなんだか燃えてくるよ。

だって、穏やかな老後を過ごしたいもん。「21世紀の第一世代として」、この国をどうにかできるのはぼくらだと思ったら。

未来が暗いから、今がんばるんです。

そしてどうにかする、そのヒントになるのが、やはり外交、国際協力、あるいはメディア、そして旅だと思うのです。

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