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片付けられないADHDが部屋を片付けました

部屋を片付けました。
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5畳ぐらいの部屋中に要るもの・要らないもの・判断保留のもの・やりかけのなにかがごっちゃになって散らかってひどいことになってました。

モノが多すぎたのでかなり捨てました。
ルールは、

・まずあからさまなゴミを捨てる
・捨てるか保留にしていたものを判断し、捨てる
・長いこと存在を忘れていたものを捨てる
・空いたスペースに必要なものをしまう
・掃除機をかける

結果、大量の本や雑誌やカタログを捨てました。
本って私の中で気楽に買っていいものに分類されているようで、その上捨てないので大変なことに。本棚からあふれて床に積み上がってました(たまに崩れる)。
それから、存在を忘れて生活してたものは基本いらないものなので捨てました。
読み返さなくなった雑誌とか。ただ本棚を埋めていたカタログとか。
組立家具の余った棚もなんとなくとっておいたんだけど捨てました。ほかにうさぎのケージの余ったパーツとか、使い所がありそうでなかった無印のアクリル棚とか、もう使わないがま口ポーチなんかを捨てました。
空いた本棚にまだ読む本をしまって、出しっぱなしだった工具をしまい、出しっぱなしだったビーズをしまい、印刷失敗した紙を捨て(なんでとっといたんだろう?判断力が落ちていた)、床が見えたら掃除機をかけました。

この部屋は片付けられない私の象徴のような部屋で、カーテンは紫の星柄だし、安いLEDはなんか暗いし、あまり快適ではないのですが、それでも床が見えたら全然違った。
よくいわれることですが床にものを置いてはいけない。
床にものが散らかると歩きにくいし、なんというかエネルギーを吸われる。疲れる。
ここまで片付けるのに2日かかりましたが、以前は片付いていた部屋なのでわりとすんなり進みました。
床にあふれたものを片付けたらあとは元の位置に戻していけばいいだけなので。
収納用品や収納家具の買い足しはなし。
すでに棚がふたつ本棚がひとつあるので必要なかったです。
部屋を片付けようと思ったときに、先に収納用品を買ってくるのは悪手です。
まず捨てる。だいたい多すぎるから。
捨てられないのは捨てる練習をしていないから。
Amazonのダンボール箱は捨てやすいけど、組立家具の余った棚は捨てにくい。もしかしたらいるかも…?と思っちゃう。ダメなときはAmazonのダンボール箱さえ「何かに使えるかも…?」と思っちゃう。
今回そういうものがいっぱい出てきました。どこかで使ってた突っ張り棒とか。だいたい捨てました。
そういうものをうまく使い回す才能は私にはなかったです。

捨てられない人って私がそうなんですけど、「年に数回しか使わないけど必ず使うもの」「使えそうだけどこの先使うかどうかわからないもの」「まだ使えるけど自分にはもう必要ないもの」の区別があんまりついてないんですよね。
区別がつかないのは、それらを判断して捨てる練習をしてこなかったから。
使うかどうかわからないものは保留の箱に入れて、期限を決めて捨てるっていうのがいいみたいだけど、私は期限を決めておらず、結果部屋全体が保留の箱になってました。
部屋のあちこちからそういうものが出てきて、まあだいたい要らないんですけど、要不要の判断をするのに脳の普段使っていない領域を使ったのでとても疲れました。
これは日々練習するしかないみたいです。

引き出しの中身を一回全部出して、必要なものだけ戻すっていうのはやらないほうがいいです。あれは片付けができる人のためのやり方です。
片付けができない人間がやるとそのまま出しっぱなしになります。
本でも洋服でも、間引いて行くほうが安全だと思います。

散らかった部屋を一発逆転で片付ける方法はないし、二度と散らからない片付けもないです。生きている限り部屋は散らかる…

だから手を動かし続けるしかないのですが、手が必要という意味において業者に入ってもらうのも良い方法です(シルバー人材センターが安くておすすめです)。
リビングがひどい状態になったときにはいろんな業者さんにお願いしました。

まだ棚の上や机の上は片付いてないけど、今回はこれで良しとします。

片付けをしたらホコリがすごかったみたいで鼻水が止まらなくなったし、翌日喉が腫れたのでマスクはしたほうがいいです。
よく「ホコリでは死なない」っていうけどこれは死ぬなと思いました。

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