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手帳民は毎年8月頃になると来年の手帳のことを考え始めてソワソワします。手帳民であるところのわたしもやはりソワソワと来年はMDノートダイアリーがいいかな、とかほぼ日に戻ろうかな、それともミドリの全然別の…などと考え始めます。
そして手帳民なら一度は夢想する「ぼくの考えた最強の手帳」を考えてみたりもします。

何年か市販の手帳を使っていると、A手帳は紙質がいまひとつとか、B手帳はフォーマットがイケてないとか、まあどんどんワガママになります。

わたしはMDペーパープロダクトを愛しているので、もちろん手帳もMDノートを使いたいのですが、MDノートダイアリーは見開き一週間なのでちょっと足りないし、日付も印刷されていて欲しい。
理想は "MDノートダイアリー＜新書＞1日１ページ、月間ページは日曜始まり" なのですが、そんなモノはない。
特に日曜始まりは仕事との兼ね合いもあって絶対に譲れない。しかし手帳を自作するような技術もない…と途方に暮れていたら、日付シートなる素晴らしいものが配信されていると知り、さらにバレットジャーナルという手帳術に出会い、心の平安を得ました。

順番に説明しますと、日付シートというのはコンビニのマルチコピー機を利用して配信されている印刷物で、1ヶ月分の日付がプリントされているので切り取って手帳をデコったりするものです。
てはさんの日付シート が有名だと思います。たくさんの方が無償で配信されていて、ユーザーはコンビニのコピー代を支払うだけです。ありがたいことです。

日付シートがあれば日付の入っていないノートも日付入り手帳になります。「自分日付書けばいいのでは」というのはもっともですが、わたしは字が下手で、日付シートはたいへん可愛く、わたしは可愛いモノが大好きです。win-winです。というよりわたしが一方的に得してます。

そしてバレットジャーナルです。バレットジャーナルとは要するに「ないなら作ってしまえ」的な、好きなフォーマットで好きなことを書く手帳術です。言葉だと伝わらないので…と言ってしまうと字書きとして負けな気分になりますが、Gigazineに基本のルールが、むやたんさんのブログでより突っ込んだ使い方が解説されています。
このデジタル全盛の時代に、あえて手帳で一元管理しよう！ というのがコンセプトなので、なんというか業が深い。

というわけでしばらくMDノート＜新書＞方眼罫+日付シート+バレットジャーナルで運用してみます。

この先にはこの note をMDノートに手書きしたものの画像があります(手書きを清書したのがこのnote)。内容はまったく同じです。