朝5時ごろまで起きていた。一度そうなるとすぐには戻れない、というか、こちらが平常運転なのだと思い出す。

12時過ぎに、強い粒の音を感じて一度目を覚ます。

雨？だったと思うけれど、どちらかというと雹みたいな大きな粒が地面にぶつかる音がした。雨だったよね？

なんだか心地よくて二度寝。14時過ぎに起きた時には雨は降ってなかったけれど、そのあとも降ったりやんだりしていたと思う。

曖昧なのは、ずっと音しか聴いていないから。多分雨が降ってた。だから今日は雨のち晴れ。

不思議なもので、気持ちと天気がつながることが昔から多い。わたしが晴れ女ということは知っている人ももう多いと思うけれど、実は調子が悪いと雨が降ることも多い。わたしが天気に合わせてしまうのかもしれないけど。

昨日の自分からの今日の雨のち晴れ、というのはなんだか気持ちいい。気持ちもかなり穏やか。

夕方にのそのそと動き出して、ごはん。

ちゃんとごはんを作るのが久しぶりな気がする。

ここ何日か夜中はずっとYouTubeで韓国の「モッパン(モクバン)」という動画を見続けている。

蟹ちゃんというYouTuberが好き。かわいい。

もともとASMRが好きなんだけど、わたしは音を聴くことよりも見ることが好きみたいで、食べる系のASMRも美味しそうにたくさん食べてくれる人が好きだったところ、音というよりかは食べることに重きを置いているモッパンにたどり着いた。

蟹ちゃんは主に韓国の食べ物をたくさん食べながら、字幕で料理の紹介や文化、言葉のことなども教えてくれる。大根は韓国語で「ム」とかね。覚えた。

そのなかで、なんだかよくわからない黒に近い茶色い麺を山盛り食べる動画があるんだけど、これが多分わたしが好きな味がするはずだ…と思って今食べたくて仕方ない。

近いのはジャージャー麺かな？と思いながら、残っていた焼きそばの麺を付属のソースと醤油と味噌、砂糖、みりん、オイスターソースで味付けしてトマトときゅうりを添えてそれっぽくしてみた。

韓国料理食べたいな。

トッポギとソーセージが交互に串に刺さってるやつとかも食べてる動画を見たけど、おいしそう！

辛いだけじゃなくてほんのり甘いところがある韓国料理とか、エスニック料理が好き。

好みの味に近づける目的で味付けしてみたのでわたし的には美味しかったけど、ちゃんと本格的なやつが食べたい。新大久保行ったことないな、行ってみたい。

ストレスが睡眠と食欲と結びつくことがものすごく多い。食べられなくなる時もある。けど、食べられないときほど本当にしんどい時はない。食べられないことがとても悲しくなる。今は食べられるし、今日なんかは作ることもできたから大丈夫だ。

ごはんを食べながら、先日の嵐にしやがれを観る。

嵐、実は結構好き。最近は嵐にしやがれのデスマッチにハマっていたんだけど、友人から「星野源が出てるよ」と教えてもらってそれは観ねばと。

星野源は音楽はもちろん半端なく好きだけど、なんというかとてもタイプ。闇がありそうな感じが大好物。

デスマッチの冒頭で星野源が「寝るのが朝6時」と言った。え、今それ言うか？星野源わたしのこと好きなんじゃないか。とか考える。星野源に対して「わたしたちけっこう分かり合えると思うんだけどどうですか」と思ってしまうふしがある。たまにそういう夢も見る。

「テレビ見たり携帯見たりして過ごしてると、ふと夜中にむなしくなるときがある」と話していて、シンパシーを感じてしまう。こういうタイミングのいいところが罪な人だ。好き…

星野源も夜中むなしくなってさみしくなって眠れなくて朝6時まで起きてるのか、と思ったら、眠れないのも別にいいやという気持ちになった。

星野源のような忙しい人でも朝6時に寝てやっていけてるわけだし、同じ時間に星野源も眠れずに起きてるんだ…って考えたらなんだかちょっといいなと思って。

我ながら簡単だ。

でもそんなちっちゃいことが大丈夫だと思えるきっかけになるのだから、とても偉大だ。

ところで、今日はいつもより早めに日記を書いている。日記というのは1日の終わりに書くものだ、と思っているため、いつもベッドに入って寝っ転がりながら書いてるのだけれど、多分今日このあと特別なことは起こらないだろうと思って今書いている。このあとやることがあるけど、特別深く書けることでもないからだ。

実は、最近仕事をしている。

たまに日記にも出てくる「作業」というのは仕事のことだ。

ニートになって3年。たまーにお小遣い稼ぎのお手伝いをちょこちょこしつつ、基本的には仕事より自分を優先して過ごすことにしてきた。それは今もそう。

今わたしが関わらせてもらっている仕事というのも、一ヶ月終わったらまた次があるかどうかというのは未知のものだ。不安定ではあるけれどそれくらいがちょうどいい。

本当は「仕事をしている」ということを発するのがあんまり好きじゃない。ニートになる前もフリーターとしてガッツリ働いてきたけれど、公に仕事のことに触れることはしないできた。

わたしのミュージシャンとしての美学に反するから。

「仕事疲れた」とか「仕事頑張ります」とか、わざわざつぶやいてなんなんだ、と思ってた。今でも思ってる。わたしにとって仕事とはお金を稼ぐ手段であり、生きるためにやらなくてはならないけれど自分の人生のメインではないと感じている。他にやりたいことや、自分の中でメインに据えているものがあるならなおさら。努力とか根性とかそういうものをあまり表面に出したくないのだ。一生懸命もがくのは水面下だけでいいと思ってる。

一番見て欲しくて、知って欲しくて、評価して欲しいのはそこじゃない。

わたしが作り上げた素敵なものの部分を見て欲しい。たまに弱いところも。

頑張ってるから偉いのなんて当たり前だし、それをステージという場がある人だけ言うなんてずるいような気もしてしまう。みんな働いてるし、みんな頑張ってるんだもの。大変なことをしてるから偉いだなんて、自分だけ言われたくないのよ、わたしは。そこはみんな平等に素晴らしいもの。

ステージの上では「わたしは頑張ってます！」と大声で言うのではなくて、「わたしも頑張ってる、あなたも頑張ってるよね。すごいことだよね。えらいぞ！」とか「息抜きして楽しんでって」と伝えたいのだ。

でもじゃあどうして今回話すことにしたかというと、せっかくならもっとわたしの本来のところもきちんと記したいと思ったから。

ニートになりました、という報告はしたわけだから、仕事してるよって報告もしてもいいんじゃないかと思ったのもある。

わたしが今やっている仕事は書くこと。

つまりライター。

4月の終わり頃から仕事を始めた。

といっても、どこかに所属しているのではなく業務委託。つまり外注ライターというやつ。

元々書くことには自信があったので、5年ほど前から副業としてたまに仕事を見つけて応募して引き受けるというのをやっていたのだけど、最近になってそれと本格的に関わりたいと思うようになった。

わたしが仕事を辞めて解消したかったのは、時間の問題であるところが大きい。

たとえば週5フルタイムで働いて、それなりに余裕がある稼ぎが出ていたら違ったかもしれないけど、ただのアルバイターには難しいところでもあった。

仕事は楽しかったし働くことが嫌なわけではないけど、マルチタスクをうまくこなせないわたしでは「仕事の日は仕事」「ライブの日はライブ」など限定された動き方しかできなかった。頭が切り替わらない。

ライターの仕事は締め切りを守れば自分でスケジュール管理をして進めることができる。基本的に好きなところで作業ができるので、自分が余裕のもてるタイム感と環境を選べるのがすごくありがたい。

締め切りに追われて眠らずに作業する羽目になることもまだある。それは自分が悪いのでスケジュールの見直しなどは続けていって把握していこうという段階。

人の顔色で動かなくていいというのもとても助かる。人間関係はとても難しい。仕事となると余計にうまくいなかくなるパターンも経験してきた。わたしは今、顔の見えない相手と文字のコミュニケーションで簡潔に仕事のやりとりを行なっているので、それがとても楽だし効率がいい。

感情的な女だから…わたしが。笑

先述したように、次の仕事がきちんとあるかどうかというのが未知な状態なので今後のことはわからないけれど、できればちゃんと続けていきたいと思う。そんなことを思いながら4ヶ月続いたのだから頑張れそうだとも。

仕事といっても稼ぎも少ない。まだまだ税金も発生しないレベル。それでも、なにもないゼロのころより胸を張っていられることが増えたし、肌に合う仕事を見つけられて嬉しい。

今日はこれから仕事をする。

わたしの生活全体においてそう多く変化はないけれど、これは日記なのでできるだけその日あったことをきちんと書いておきたい。

深堀して仕事のことを書くことはたぶんこれからもあまりないと思うけれど、ちょっと思いつきで仕事をしながらやってみたいこともできた。

あと、これを読んで「文章を書く仕事をお願いしようかな」と思ってくれる人が現れたらいいな〜という淡い期待。

わたしは日常をうたう人なのだから、もっとわたしの毎日を、もっと近くで感じてもらえたらいいなと思う。

みんなが読みたいと言ってくれた日記ってそういうことじゃないかしら？

ゆか