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逃亡者

上條葉月
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朝日が昇らない朝の時間に
踏み出す足を恨めしく思う

このまま何処かへ行ってしまおうか
行きたい場所など何処にもないけれど

逃げてもしょうがない
そんなのわかってる
それでも胸が苦しくなった

冷たい空気が音を立てる
世界は動いて私は止まった

朝日が昇った朝の時間に
このまま遠くへ 知らない場所へ

誰かに言えば救われるのか
胸の苦しみも許されるのか

逃げてもしょうがない
そんなのわかってる
それでも足は踏み出すけど

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