【2016年1/28（木）祖父と孫の二人暮らし日記④】

さて、お昼ごはんです。

ごはん　と　みそ汁
　ほうれん草のバターにんにくしょうゆ炒め
　ウインナー
　飯寿司　と　漬物

食べ終わると、「片付けなくていいぞ。遅れるぞ。」と祖父。

午後１時過ぎのバスで、私は札幌に戻ります。

――おじいちゃん、
       ちゃーんと逆算してバス間に合うようにしてるから大丈夫だよ。

茶碗洗いが終わったら、
祖父の夕飯をテーブルに置いておきます。

　うな丼
　インスタントのみそ汁
　ほうれん草（あまりもの）
　飯寿司

「じゃあねおじいちゃん。
   体に気を付けて、あとちょっとお留守番よろしくね。」

「…すまんな。気を付けて、しっかりやれよ。」

家を出るとき、祖父が　「バナナ持ってけ。」
仏壇に上がっていたバナナを手渡してくれました。

「どうもありがとう。」

たった一泊二日。でも
祖父と二人暮らし　できてよかった。

【おわり】

🐕　　🐕　　🐕　　🐕　　🐕　　🐕　　🐕

祖父との思い出は、いっぱい。

たくさんの「ありがとう」と「ごめんね」が、いっぱい。

祖父のビール。毎日必ず１缶。
入院してからは飲んでなかったよね。あ、魚肉ソーセージ持ってこなきゃ。

どう？　久しぶりのビールは。美味しいっしょ！
でも、残りはあゆみがもらっちゃうね。

最後の会話は・・・「帰れ」。
その直前は、「気を付けて帰れよ」。
さらにその前は、「ありがとう」。

うん。長居してごめんね。一生懸命しゃべってくれてありがとう！



「ごめんね」と「ありがとう」が、いっぱい。
でもやっぱり「ありがとう」の方が断然多いかな！

この写真、おじいちゃんにあげる！
たくさん写真見せた中で、一番顔くしゃくしゃにして笑ってたから！
畑、山、孫、ひ孫の写真より、
まさか犬の写真で笑顔したことにはちょっとジェラシーだったけど。


ありがとう！おじいちゃん！　これからもよろしく！




最後に一つだけ。母に。
本当に本当に、大変だったと思う。
介護は必要。どんどん必要。
私は、別に祖父に言わなくてもいいんじゃない？と思うことでも、
積極的に大きな声でコミュニケーションを取りに行く。
母だけが聞き取れる言葉も多かった。
私は手伝えても週末だけ。母は毎日。
祖父を支えてくれて、ありがとうございました。