ドレーンの話

2022年8月6日 22:26

今日はドレーンの事を少し。

ドレーンが抜けたのは病側の右が6日目、予防切除した左は9日目でした。

ドレーンとは廃液を出すための管の事で、これを入れておくことは形成外科的に意味があると乳腺の先生が言っていました。詳しくは私には分かりませんが、皮膚を少し切開して差し込んであります。

事前に調べていたし、先生からもお話を聞いていたドレーンが術後付いていて、「あーこれかぁ」と思ったのですが、私にはこれが不思議で不思議で。だって、皮膚に直接管が付いてるんですよ。隙間とかないの？隙間からなんか出ないの！？隙間ないとか不思議じゃない？と何度も先生や看護師さんに言ってました。

形成の若い先生が「初めてこれ考えた人すごいですよね～」って。話に乗ってくれて優しい。ありがとう先生。

何の謎も解決しないけど、不思議なドレーン。

さて。

私は乳がんがあったのは右側で、左側は予防切除をしました。なので、切り取る範囲が違うそうです。

右はリンパ郭清もしたので、術後の経過や痛みにもかなり左右差がありました（右が痛い）。

術後6日目に病側の右側ドレーンが抜けました。右側はリンパ郭清のと胸のでドレーンが2本入っていました。

最初から右側の方が廃液の色も薄くて、どんどん薄くなって量も減りました。2本入ってたし、病側だし何で先に減るんだろうって本当に不思議でした。形成の先生は「運みたいなものだと思ってください」って言っていました。

ドレーンは触るとある程度入っている場所が分かりました。

元々結構下垂があって、上胸部スッカスッカだった私は、術後いよいよ脂肪も残ってなくて、皮しかないからドレーンがクッキリ。ちなみに左は少しだけ程度脂肪が残っているので、そこまでクッキリ分かりません。

ドレーンは脇の入口から上の方に向かって、右胸の上側を通って、元々の胸の外周を辿るように入ってました。下側は多少脂肪が残ってたので、どの辺まで入ってたか追えませんでした。恐らく両側同じように入ってたのかなと思います。

で、ドレーン自体は痛みがある様なものではないと思うのですが、ドレーンの差し口はちょっとだけ痛いです。
（一番下に写真貼っときます。苦手な方は途中で離脱してくださいね）

外してもらうときに気が付いたのですが、ちょっとだけ縫って管を固定してありました。管が動かない様にテープで固定してくれているのですが、そうは言っても多少動くんでしょうね、痛みに弱いので、痛かったです。。

あと、ティッシュエキスパンダーが上がらない様につけているブレストバンドが、上胸部のドレーンが入っている部分を圧迫して、これが結構痛かったので、取れる時は本当に嬉しかったです。

ドレーンを抜くのは病室に形成の先生が来た時に、チャチャっと抜いてくれました。

何しろ痛みに弱いので、テープを剥がしてくれている時から痛い痛いとウルサイ私。テープを剝がしたら縫ってあった糸をチョッキンと切って、ドレーンをスルスルーと引っ張って抜いてくれました。

多分たいしたことないんですよ、でも私は痛みに弱いので、痛い痛い言ってました💦

で、ドレーン抜けたら圧迫されてた上胸部がすぐ痛くなくなるかなと思ったのですが、そんなこともなく抜いた後も2、3日痛かったです。

左のドレーンは9日目に取れました。左は差し口が痛かったので、取れるのを待ちわびてました。左も同じ流れで若い女性の先生に抜いてもらったのですが、なんと！抜いた後術後の胸を！ギューと押されました。予期していなかったので、ビックリするやら、痛いやで悶絶する私には目もくれず。。残っていた廃液を出してくださったようです。結構びっくりした。。。

個人的な見解ですけど、やっぱり女性の方がエイヤ！って容赦ないなって気がしてます。男性の方が少し優しい様な。。

以上、長くなりましたがドレーンの話でした。

ドレーンが取れたら翌日退院という流れだそうです。

ここから写真です。苦手な方は離脱を～！

術後4日目の写真です。
下着を付けないとブレストバンドがこすれて痛いのだそうで、病院で買った下着とユニクロの前開きの下着を付けていました。
ボタンは「下の方留めると痛いかもなので～」と先生がおっしゃって、上2つだけ留めてました。
ドレーンバッグ、下半身シャワーする時とかぶら下げてましたが、意外と重いので、移動の時とかは基本、手提げの様に手で持ってました。