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ベビーシッターのメンタルケア~オンとオフは切り替えなきゃダメ?~

こんにちは。NPO法人日本ホームチャイルドケア協会です。
ベビーシッターに特化した座談会、勉強会などを運営しております。

新年度の最初は、ベビーシッター座談会。
座談会は、毎回テーマに沿って、参加者同士で、知恵をシェアする会です。
正解がないからこそ、迷う。
そんなベビーシッターさんの働き方を、よりよくするために行っています。

今回のテーマは、「働くためのメンタルケア」

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テーマ決定の裏側

4月は1年の中で環境が変わる季節、それを支えるベビーシッターも同じ!

ご依頼先の進級・進学 復職明けのサポート 新規のご依頼が増える・・などなど、頑張りすぎてしまう時期だからこそ

【自分自身の働き方】
【仕事の質を下げないためのルール】
【メンタルケア】

みんなどのようにしているのか、お話したい!
ということで、このテーマにしました。
今回、3名での濃い―お話。
そこでの話を3点ご紹介します。

どんなときに疲れを感じる?


みなさん、好きなお仕事をしている、ということで、お仕事でのストレス、疲れを感じることは比較的少ないそう。
ただ、年齢的、体力的な面での疲れなどはあるようです。

また、シッティング自体というよりも、家族のライフイベントで忙しくなったり、新しいチャレンジをしたり、そういうことで疲れが出ている、という方もいらっしゃいました。

どうやって、休んでる?

今回参加された方がみなさん、フリーランスということで、どうやって休んでるの?という話に。

忙しくなると、アドレナリンが出っぱなしで、スイッチの切り方がわからない。
一方、時間的に余裕が出ると、このままで大丈夫?などと不安や焦りも出てきて・・・

また、オフになるとネガティブ思考になりやすいので、ちょっぴりオフくらいにしている
なんて方も。

ということで、具体的な休み方は

  • ヨガ、ストレッチなど身体を動かす

  • 犬の散歩をする

  • カフェでのんびりお茶をする

  • ドライブをする

  • 映画を観る   などなど

また、みなさん、自分をねぎらう時間を大切にしていました!

オンとオフは切り替えなきゃダメ?

世の中的に、オンオフはハッキリわけるべき。
ワークライフバランスが大事だよね
なんてことも言われるし、オフをとらなきゃいけない
そんな風に多くの方が感じていらっしゃるのではないでしょうか?

ただ、参加者のお1人が、
「オンとオフを切り替えなきゃダメですかね?
オフの定義にもよると思うけど」

そうおっしゃったんです。

他のお二人もハッとされたご様子。

オフ、つまり休みの定義って、人によって異なるかもしれません。
先ほどの発言の方のオフの定義を伺うと・・・
「オフとは、仕事などのパフォーマンスを上げるための時間かな。」
とのこと。

なるほど!
フリーランスの場合、仕事をしていない時間も、頭で仕事のことを考えていたり、オンオフが切り替えにくいんですよね。
どこか、切り替えられない自分に罪悪感を感じていたり・・・
でも、「パフォーマンスを上げるための時間」
だと、オフをとりやすく、罪悪感は感じなさそうですよね。

まとめ

オフ、休みの定義を考えることで、オンオフを切り分けなくてもいいんだ、という結論にたどり着きました!

これには、参加者全員がホッと安心したようです。
フリーランスあるあるかもしれませんね。

後日、オフの定義をさらに深めてくれた本に出逢いました!

ちなみに、この本では
「休む」は非常に高度ない技術と書かれていました。
また、「休む」つまり「休養」とは

「疲労を回復して健康を取り戻す、という目的のために一定の時間を使って行われる行為のこと。」

「心療内科医が教える本当の休み方」より抜粋

と書かれていました。
この本、とても斬新で、参考になりました!
学んだことも、後日アウトプットさせていただきますね。

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