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アットホームな接客が苦手、そして好きなご飯屋さんの接客スタイルの話

 一言で表すならアットホームな接客が苦手だ。家族経営の店によくある客のプライベートに首突っ込んでくるベタベタした接客が苦手だ。それだけが理由でもないけど、プライベートを把握されているという理由で二度と行けない店が指折り数えたら指が足りなくなるくらい存在する。
 だいいち、そういう接客を受けるには後ろめたいことが多過ぎる。こちとら無職より恥ずかしい職に就いていて、なおかつ現在休職中だ。お付き合いしている恋人どころか友達も二人くらいしか居ない。一緒にご飯を食べる相手が父しかいない。そういう恥ずかしい生き物だ。だから、アットホームな接客の店に行くには辛い。
 その点、推しの中華屋は家族経営ながらサラッと接客してくれるのでありがたい。ただただ旨い食べ物を食べさせてくれて、よほど忙しくなければ時折水を注いでくれて、プライベートなことは聞いてこない(「今日は仕事帰りですか?」くらいしか聞かれない)
その構い加減がすごくありがたい。一生推す。

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