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人生を変えてしまったCDアルバム①Lady Generation 〜淑女の世代〜/篠原涼子

 我々の世代だとCDは買うかTSUTAYAで借りてくるものだったので、アルバム単位で人生を変えてしまった1枚というものが存在する。それを無駄に語ろうって話です。

Lady Generation 〜淑女の世代〜/篠原涼子
 
きっと数々の子供が「恋しさと せつなさと 心強さと」によりTKプロデュースの音楽に首を突っ込んだと思う。言うまでもなくわたしもその一人だった。
 未だにもうひと踏ん張りしないといけないとき(残業時や締切寸前)の脳内BGMは恋しさと せつなさと 心強さとだ。
 なおストⅡの映画自体は見たのか分からない。ストⅡのゲーム自体はやっていた。十四山村のユーストアの片隅で春麗を使ってた。女の子だから女の子を使うもんだと思っていた。キャミィが追加されてからはキャミィも使ってた。そんな感じの小学生だった。
 TSUTAYAでこのアルバムを借りたのはもう少し後で、globeにドハマリしていたくらいの頃だったと思う。カセットに録音してCDラジカセで聴いていた。
 アルバムの中はストⅡに使われた曲、マンダムのCMに使われていた曲、夏っぽい曲何曲かという感じだったが、一曲だけ雰囲気が違う不思議な曲があった。それが「青空が降る少年」だった。一言で言えば、これだけが歌詞がファンタジックだったから。だだ、その時はただ印象的なアルバムの中の曲でしかなかった。
 それから20年以上経ってレンタル落ちのアルバムを改めて買った。上記のカセットはとっくに失くしてしまったし、iTunesに読み込ませて作業音楽として聴きたかったから。改めて聴くようになってから青空が降る少年の歌詞がやたら際立って聞こえた。そこで調べてみたら、作詞が売野雅勇だった。20年の間にドハマリした音楽の1つが坂本龍一プロデュースの中谷美紀の曲、とりわけ売野雅勇が詞を書いている曲。異なる系統の好きな音楽が繋がった瞬間だった。好きなメロディ作る人の音楽に好きな言葉を書く人の歌詞が乗ってしまった。ダブルパンチだ。だいすき。

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