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誰かと一緒に食べたい(しかし他人とご飯食べるのが嫌い)って話

 時々無性に誰かと一緒にお茶したりご飯を食べたりしたくなる。誰かというのは具体的に数少ない友人とかTwitterのフォロー圏内の人と。素敵な店を、素敵なメニューを見つけたらTwitterに上げるけど、素敵だから誰かとその場でその気持ちをより強く想いたい。あと大好きな中華料理屋でフォロー圏内の人に遭遇するのも好きだ。実際には人並みに会話することもできないけど、同じ時間を共有できたことが嬉しかったりする。コロナ禍だから淋しいとかではない。何故ならわたしは基本的に他人とご飯食べるのが嫌いだから。

 他人とご飯食べるのが嫌いだと気づいたのは職に就いたとき。与えられたデスクしか食べる場所のない10人足らずの職場なんて息が詰まる。新人だからという訳でもないけれど電話対応もしなくちゃいけない。というか営業さんは昼休みを狙って電話をしてくる。

 誰かとご飯が食べたいと気づいたのは精神を病んで、人がいっぱいいる場所が苦手になってから。具体的には当時通っていた大学の学食とショッピングモールのフードコートが駄目になった。けれどそんな時期でさえ数少ない学友と学食の外のベンチで食べるとか、Twitterのフォロワー1人と今は無き京橋の100% Chocolate Cafeに行ったのは楽しかった。

 だから誰でもいい訳じゃない。現に未だに職場で昼ごはんを食べない。職場の人々が嫌いな訳ではないけれど雑談の話題が全く噛み合わない。その点、数少ない友人とTwitterのフォロー圏内の人は素晴らしい。きっとパフェを楽しみながら推しを熱く語ってくれる。たぶんわたしがキラキラする特殊紙を語っても聞いてくれる。だからそんな愉快な人々と何か食べに行きたい。

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