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try! Swift Tokyo 2024 でワークショップをやってきた

去年も参加した try! Swift Tokyo は、正式な規模の開催ではなく meetup という立て付けだったので、実は今年が初参加の try! Swift だったり…!

そんな初参加にもありつつ、ワークショップもやらせていただき、大変良い経験となりました!

そんな try! Swift を振り返っていこうかなと思います。

トークに関して

今回は個人的に2つをピックアップしたいと思います。

- DuolingoのAIチューターを深掘る

事前の情報から一番興味があったは Duolingo のトークでした。

日頃からのユーザーであり、ファンでもあるため、その内部の話をエンジニアから直に聞けるということに胸熱でした🦉🦉🦉

まだ、日本ではサービスが展開されていない Duolingo Max についての話だったので、ask the speaker でその件を尋ねてみると
「市場は大きいので注力したいが、日本語は難しいのでまだ展開できない」
という感じの答え(英語だったので)をいただきました。

Duolingo Max は裏側で Open AI を使って
- AI と会話する
- 答えのサジェスト
をしてくれる機能を持っており、確かに日本語向けのチューニングは大変そうだなという感じはしました。

リリースが楽しみなので、日本展開はしばらく気長に待つ感じじゃな…

- Swiftの型推論を学ぼう

面白い話がたくさんあった中で、個人的に刺さる話でした。

型の推論がどのような過程を経て行われるのか、細かい部分は省いて具体例を用いて説明してくれました。

Xcode 上で型推論ができない時に出る`The compiler is unable to type-check`というエラーが、まさにこれに関連しているそうで、自分の中で点と点がつながった感じがして、アハ体験でした💡

他にも発表からは除いたそうですが、Int, Double, Float の足し算ができないのも、このSwiftコンパイラによるものだそうです。

この話を日本語で聞けたのはかなり大きいなと感じました。

今回は翻訳者があり、各スピーカーごとに事前打ち合わせをして日本語・英語に翻訳してくれているため、普通の翻訳よりは正確だったのだと思います。それでも、このレベルの内容を母国語で聞けたのはかなり大きかったです。

ブース

カンファレンスといえばブースを回るのも楽しみの1つです。

今回は RevenueCat さんの存在感が圧倒的にすごかったですね🐈

自分も1匹手に入れました🐈

とにかくノベルティが多彩!

なんでこういうのを考えたのか聞いたところ、元 Bitrise の方がいて、そこからインスパイアを受けて靴下やぬいぐるみを作ることになったそうです笑

他にもコーヒーやお菓子など、長時間を快適に過ごせるような工夫があり大変ありがたかったですね!

ワークショップ

ラインナップを見て、ほんとは自分が参加したかったな〜!
と思いつつ、レゴのワークショップをやらせていただきました 🤖🤖🤖

応募したきっかけは、元々はスターウォーズが好きで、そのドロイドをSwiftでハックした話を過去にしたのですが…

これは Bluetooth を使ってコントロールしており、これと同じことがレゴでもできます。iOSDCでこれについて発表していたoobaさんとは、偶然にも去年から個人的に仲良くさせていただいており、一緒にやりませんかと誘ってみたところやることになった次第です。(大変感謝しておりますmm)

前半は座学、後半はワークショップという形で行いました。

座学で使ったドロイド

正直なところ、座学はみんなちゃんと理解しているのか、かなり不安でしたが…

そこは皆さんデベロッパーですね!わからないながらも自分たちでコードを書いて解決していき、ほぼ全チームがレゴを動かすまで達成していました!

今回は2人1組で行なってもらったのですが、結果としてこれがコミュニケーションに繋がったようで良かったです!ソロで参加されている方も多いので、終わった後に雑談して友達になったりしている人も多く良かったなと..!

当日は色々とトラブルもあり大変だったんですが、とても良い経験ができました。登壇するのも良いですが、ワークショップをするのも楽しかったので、来年も何か良さそうなネタがあれば応募してみようかな…🤔 

最後に

国際カンファレンスということもあり、歩けば日本人以外に遭遇することも多く、国際感を味わいたい方、英語でコミュニケーションしたい方にはとても良い場所だなと思いました。

実際、自分も多くの人とコミュニケーションを取ることができ、1年分くらいの英語を話した気がします😂笑

アーカイブもそのうち公開されるそうなので、楽しみですねっ

また来年も参加します!
ぜひそこでお会いしましょう!

その他

try! Swift の翌日に振り返り会があり、それに向けて復習がてら、登壇スライドを個人的にまとめました。

まだ揃っていないので、情報があればお願いしますmm

貯金します!