マガジンのカバー画像

リッシンベン調査団はゆく。

96
広い広い「漢字」の世界を、じぶんなりに調査・探索してみたいの。
運営しているクリエイター

#五

算木と呬と器物の二重の蓋の形。

前回noteでは、いろいろな数字の数え方について 考えてみたことを記してみたけれども。 このことをブログ記してからさらに思ったのはね、 数を数えることにおいて、漢数字では 「一、二、三、四、五、六、七、八、九、十」 と記されますが、たとえば、 「一」「二」「三」はわかるとしても、そこから 「四」という形になるのは、なんで?! って、 いつの日か思ったこともございまして。 ならば、せっかくの機会だと考えながら、 【四】という漢字について、また、いつものごとし、 白川静先生の『常