彩

美しい彩り。

11月14日のnoteでは、
「彡(さん)」という形がつく漢字のこと、たとえば、
【形】や【影】や【彫】や【杉】や【膨】や、
【診】や【参】や【惨】や【鯵】や【滲】や、
【彦】や【顔】や【須】や【髪】や【髭】や、
という漢字を挙げまして。

そして、
ぼくはMr.Childrenがだいすきなんですが。
その、じぶんとしたことがさ、これらの中に、
ミスチルの『彩り』というタイトルにもございます
【彩】という漢字を忘れていたんだよね。

気がついたとき、はっ! と思って。
こりゃあ、いかん、と思って。それでね、
この【彩】という漢字のことをブログ書こうと思って。
今回も、白川静先生の『常用字解(第二版)』を引きました。

すると、
【彩】より「彡」を取った「采」という字は、
もとは、上が「爪」、下は「木」が組み合わさって、
その字とは、、、

木の上に手(爪(そう)。指先の意味)を加えて、木の実を手で採るの意味である。采は草木から色をとる、色どりの意味にも用いられるようになる。彡(さん)は色や形が美しいことを示す記号のような文字。采にすでに、色どりの意味があるが、色どりの美しさを示すためにさらに彡を加えて彩となり、「いろどる、あや、美しいいろどり、いろどり」の意味に用いる。

‥‥とのご説明なのでして。

「草木から木の実を指先で採る。」という仕草より、
「色どり」の意味がうまれて。また、この「色どり」の
【彩】という漢字は、
「采」という「美しさ」に、さらに、
「彡」という「美しさ」を加えた字だったのだなあ。
と知りました。

そしてそして、このブログをしるすためにね、
Mr.Childrenの『彩り』をまた聴きながら、なんだか、
「なんてことのない作業が 回り回り回り回って」
いけたらいいな。そうして、
「彩り」を増やしていけたらいいな。
って想ったです。。。

いちょう2019

モノクロの僕の毎日に 少ないけど 赤 黄色 緑

令和元年11月24日

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