20191127空

「初めて行く」という旅。

ぼくは、どちらかと言えばかなりのインドアなので、
あんまり出かけたりもしなくって。
また、出かけたとしてもね、たとえばお店でも、
よく行くところばかり行っていると思う。

だからこそ、はじめて行く場所は、
やっぱり、どことなく緊張するし。
その緊張感ってゆうのは、まさに、
遠くでも、近くでも、旅のようだ。

と、そういう意味で言えば、
先日は「豊田市民芸館」へまいりましたが。
豊田へは、ここ豊橋市から車で1時間半ぐらい、
ぼくは「豊田市美術館」という美術館がだいすきで
数か月に1度訪れるのですが。
このたび初めてまいりました「豊田市民芸館」は、
地図があるにしても、やはり、初めて通る道もあるので、
ちゃんとたどり着けるかどうか不安もあるし。

また、先月にはさ、
名古屋市池下の「古川美術館」、および、
池下駅より電車でトリエンナーレの豊田会場へゆきましたが。
初めて行く「古川美術館」と、
また、豊田へはいつも車で行くので、
初めて乗る名古屋から豊田への電車(地下鉄)というのも、
いつもと勝手がちがうから、すこし緊張したし。

そして、この「初めて行く」のことで言えばさ、
じぶんが住んでいるこの豊橋市内でも、
たとえば、先日ブログ書きました
「豊橋公園」の「神武天皇像」を訪れたときには、
この公園の中にこういう場所があったんだなあ。
って思いながら、それは、けっこう旅のようだったし。

もっともっと申しますれば、
ぼくがデザインの専門学校へ入学したころ、先生より、
「毎日ちがう道を通りながら登校しよう。」
的な、そうして、興味や好奇心を育むのようなことを
おっしゃられて。そのことばは、
今でもとくに憶えているですが。
この先生のことばを想いながら、
あるころ、家の近所を散歩するってえときには、
じぶんの住む校区内の「すべての道」を歩こうと思って。
歩いた道を道路地図に記入したりとかはしていないので、
完全にすべての道、ではなかったとも思うけれども。
あ、こっちの道、行ったことないかも?????
って思いながらの日々の散歩は、
校区内の超ご近所だとしても、どこか旅のようだったな。

そんなふうにしながら、ぼくの性格上、
「世界中のあらゆる場所を渡り歩く」みたいなことは、
できなそうではあるけれど、でも、
じぶんなりにでも、旅したいなあ。

湖のほとりへ。。。

令和元年11月27日


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?