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音楽と車が結びついたこと。

ぼくは音楽を聴くのが好きではあるけれども、
日常的にね、音楽を聴く場面って
考えてみればそんなに多いとは言えない。
どちらかと言うと、少ないとも言える気もする。

自部屋で音楽を聴くときと言えば、
YouTubeで最新曲のMVを観たり、
購入しましたブルーレイやDVDでライブ映像を観たり、
ブログを記しながら、その日の
ブログの内容に関連する音楽を聴いたり、もしくは、
なにかの作業中で音楽をかけたり、というような
音楽のみをじっくりと聴く、ってほとんど無いんだから。

ぼくの生活の中でね、
いちばんの音楽を聴く機会は、
車を運転をするときだなあ〜。

今、ぼくが乗っている車のオーディオでは
CDを聴くことはできないので、
USBメモリで音楽データを入れる、もしくは
iPhoneをBluetooth及び有線で繋げる、というふうにして
音楽を聴いているけれども、
ドライブで音楽を聴くって、やっぱり最高だ!

そもそも、ドライブのさいにね、
音楽を聴くことを発明した人、すごい!!!

おそらくはさ、音楽とは
当初は生演奏しか存在していなくって、
そして、文明の進歩によって
「録音」という技術が作られて以降、
カセットテープやCDが開発され、音楽を
記録する媒体もコンパクトになってゆき、
自動車へも搭載できるようになったことで、
ドライブのあいだ、音楽を聴くことができるようになった。

いちばん最初のときは、誰が、いつ
どのように意見を出されてから、
なおかつ、どのような会議を経て
音楽を聴く機能が車に搭載されたのか、
ぼくはぜんぜん存じないですが、でも、たぶん、
「やっぱり、運転中に音楽を聴きたいじゃん!」
という方の気持ちより、音楽と車が
結びついたのではないか? と、想像をいたします。

ドライブでの音楽について言うならば、
先日、市内の映画館にて鑑賞いたしました
『PERFECT DAYS』にて、
役所広司さん演じられる「平山さん」がね、
お仕事で使われる車内で、
カセットテープで聴く音楽のシーンが素敵でした。

ぼくは、音楽を聴くのが好きとは言いながらも
いろいろと音楽に疎いので、映画では
初めて聴く音楽ばかりで、
鑑賞後、流れた曲目を調べながら聴いております。

毎回、平山さんが運転をスタートするときには、
今日はこれだと選ばれたカセットテープを
カセットデッキに半分だけさして音楽は再生させず、
大通りへと出た頃合いでテープをきちんと入れ
音楽を聴き始める、というのが印象的だったな。
この理由というのもぼくはよくわからないけれども、
たとえば、住宅の密集する下町で住んでいる平山さんは
毎朝、そんな住宅街で音楽を聴けばたとえ車の中だとしても
近所迷惑になるから、という理由が考えられるかなあ。
もしくは、なんでしょうか、
ぼくにはやはりよくわからないですが。

交通安全に気をつけながら運転、及び、
音楽を聴きながら運転で、
今日も出かけたい〜。

And I’m feeling good

令和6年1月15日

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