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その音楽を身体が求めているから。

音楽を聴くことがすき! と申しあげながら、
音楽に関していろいろ詳しく存じないぼくは、
あるころから、幅広く
音楽を聴きたい、と思っていて、
それでも、まだまだ知らない音楽は
山のようにあるけれども。
いろいろな音楽を聴こうとしながら、
でも、元来、保守的な性質のぼくとしては
これまでずっとすきで聴きつづけている
ミュージシャンさんの曲を聴くことも多い。

以前、大学生のときだったと思うけれど、友人に
あるアルバムをひたすら繰り返し聴いてる、
って伝えたら、その友人からは
「おんなじ曲ばっかり聴いていて、飽きない?」
と問われたんだけど、いや、それはさ、
ぜんぜん、飽きない!!!!
今、あらためてこのことについて考えてみるとね、
そういうときって、「飽きる・飽きない」は
まったく関係なくって、つまり、その音楽を
身体が求めているんだから。
もう、どうしようもなく、その曲を
聴きたくて聴きたくてしようがない。
そんなとき、ぼくは
そのアルバム作品を、その音楽を、その曲を、
リピートでヘビロテで聴きつづける。
そして、聴きつづけながら、だいぶ
じぶんの身体になじんでこれたかなあ?
って思えたとき、なんだか、自然と
身体からの求めがおさまる、みたいな感じかなあ。

今、また、そんなふうにして
じぶん自身の身体が求めてしまっていて、
聴きたくて聴きたくてどうしようもない、
という音楽がございまして、その曲はね、
「ずっと真夜中でいいのに。」の
『あいつら全員同窓会』です。

「ずとまよ」のこと、ぼくは
そのお名前は聞いていたですが、肝心の
音楽のほうはなかなか聴いていなくって、
昨年、ふとしたタイミングで
聴き始めるようになったのでした。
でも、いまだ詳しく存じてないけれども、そして、
良い曲もたくさんあると思うのですが、
そのなかでもね、このうえで挙げました
『あいつら全員同窓会』、だいすきだなあ!!!

ぼくはけれども、その歌詞の意味も
よくわかってないですが、たとえば、
楽しげな曲の雰囲気の中にも、
淋しさや哀しさや憤りや怒りのような感じを思えて、
聴いているとなんだか泣けそうになってくる。。。

どうでもいいから 置いてった
あいつら全員同窓会
ステンバイミー 自然体に シャイな空騒ぎ
ねばった成績 飛んでった
なりたい自分に 絡まる電柱
ぼーっとして 没頭して 身勝手な僕でいい

あいつら全員同窓会/ずっと真夜中でいいのに。

そして、ボーカルの
ACAねさんの歌声が素敵なのですが、
とくにはね、この曲のサビでは
同じメロディーが二度繰り返されるけれど、
二度目の【シャイな空騒ぎ】における「ぎ」の音が
一度目と比べると高くなっていて、
この箇所の歌声が無性にすきー。
そこの節をめがけて、
聴いている、と言っても
あんまり過言でないやもしらない。

とは申しつつ、
でも、やっぱり、この
歌の全部がすきなんだなあ。

だからまだまだ、さらに、
聴きつづけてたい!

ぼくの身体からの求めがおさまるまで。

もうダンスダンスダンス 誰も気づいてない〜♪♪♪

令和6年4月11日


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