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惑いながら進むように。

年が明けて、とは言っても、
今年の目標みたいなことは、
とくにないけれども。でも、
目標ではなかったともしても、
ひとつ、イメージしていることがありまして。

それはさ、ぼくは今年の3月で、
40歳になるのですが。
40歳と言えば、孔子が言ったとされる
「四十にして惑わず(四十而不惑)」
ということばのことも考えながら、
でもじぶんは、ぜんぜん、
「不惑」の感じではないなって思う。

40歳を目前とするこのごろはねえ、
ほぼ日刊イトイ新聞にて2014年連載の
「40歳は、惑う。」
というコンテンツを読み返しているの。

約9年間仕事をせずに、おうちで
半ひきこもり的な生活をしていたぼくは、
おそらく、ふつうの、って、いや、
「ふつう」と言うのも、
何が「ふつう」なのかってえのも、
この時代、もはや、ないんやもしれないけど。
何かしらの確固たるもの、つまり、
糸井重里さんが「40歳は、惑う。」で仰っていた
【万能感にあふれている】というのは、
まったく持っていない。

だからこそ、なんと言うか、
じぶんなりに過ごせたら。
と申しあげますか。

たとえば、
じぶんなりに過ごすこの先のことに対して、
不安とか怖さとかもありながら、そのつど、
迷いながら、戸惑いながら、惑いながら、
過ごせたい。というか。そして、
宇宙空間を惑いながら進む「惑星」のごとく、
齢を重ねられたら。
ってゆうのをイメージしているのよね。

そもそも、どうして「惑星」が、
「惑う星」と記されているのか、
というのもぜんぜん知らないが。
火星も、水星も、木星も、金星も、土星も、
天王星も、海王星も、冥王星も、地球も、
惑っているんだろうか。

年が明けて、
夜明けも間近なのか?!

そんなことを想ったりする、
今年最初の新月の日〜。

令和4年1月3日


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