花椿818

美しい字。

資生堂の企業文化誌「花椿」をぼくが知ったのは、今から13年ぐらい前、グラフィックデザインの専門学校へ通っていたころでございまして。

学生だったぼくは、とってもすてきだなー、って感じて。

それからは、新刊からバックナンバーまでちょくちょく読むようになりました。

フリーペーパーである「花椿」、この当時は、毎月、資生堂のお店カウンターや資生堂取り扱いの化粧品屋さんでいただくことができて。ぼくは毎度おとずれてもらってきていたの。

それがねぇ、2016年「花椿」大型リニューアルによって「月刊誌」より「季刊誌」となり。配布場所も、店舗や化粧品屋さんでは置かれなくなって。たとえば資生堂に関連した施設、および、いくつかの本屋さんでの配布とのように変わりまして。じぶんはさ、数ヶ月ごとに、自宅よりいちばん近い静岡県掛川市「資生堂企業資料館」へと行っておりました。

けれども、このごろは毎回ゆくのはすこしたいへんかもぉ、とも感じるようになって。

ですのでこれを機にこのたび、現新刊「2018春号」より、定期購読(有料)の申し込みをいたしまして。おうちへ送ってもらえるように手続きをしましてぇ。

それが、先日とどきました!!!

まだ、すべてはきちんと読めていないですが。今号も盛りだくさんで、すてき。。。

誌の内容もそうなのですが。ぼくがとくに感じたのはさ、冊子が入っておりました封筒の「宛先」の欄でございまして。

ふつうは、こういう企業からの宛先ってタイプライター等で印字されたものが多いですけれども。資生堂の「花椿」のばあいには、これが「手書き」の文字で。

この字が、とてもていねいで、美しい。

資生堂の「美しさ」というのが、ここまで徹底されているのだなあ。って思って。すばらしい! と思うのと同時に、ていねいに書いてくださったこの宛先の文字に、なんだかうれしく感じたの。

ながめていて、なごむ、かのようなこの美しい字に、有難いなあ。と思いました〜。

平成30年3月3日


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