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IELTSの勉強方法

2020年9月にIELTSの勉強を始め、10月時OA6.5から翌年2月の試験で、OA7.5(L 8.0 R 8.0 W 7.5 S 7.0) を取れました。どうやったか、自分なりのコツ等紹介します。

英語学校に通う

当時私はタイ駐在中。バンコク内の2、3あったIELTS対策講座がある学校の中から、試験会場にもなっている学校を選びました。有利に働くかと思ったからなんですが全く関係ありませんでした(笑)。

IELTS講座は3ヶ月間、毎週土曜日(9:00-14:00)で26,400バーツ(約10万円)でした。6、7人の小規模クラスで、アイルランド人の先生がテキストや補足教材でリスニング(L)、リーディング(R)、ライティング(W)、スピーキング(S)の全てをカバーして進める方式でした。

以下、簡単に振り返りとコツ?みたいなものを書いていきたいと思います。

リーディング 自分に合った読み方をしよう

最終的な結論から言うと、私の場合、初めから丁寧に読みながら順番に質問に答えることが時間内に高得点を取るコツでした。つまり、オーソドックスな速読テクニックであるSkimming(1-2分でざっと全部読み)/Scanning(重要な点を精読する)をしませんでした。

私はずっと昔から速読が苦手です。TOEICも全部終わらないことがよくありました。授業でもSkimmingの訓練をやらされましたが、概要が全く頭に入りませんでした。早く読もうとすると慣れてませんからどこにポイントが書いてるから見つけられないし、見つけたとしても焦って意味をしっかり捉えられないからです。

ところが、何回か試験を受けていると、リーディング問題に一定の法則を見つけました。質問文が、必ず文章の流れの順序で出題されてると言うことです。従い、冒頭から読んでも質問とその答えに行き着くまでそんなに時間が掛からないことに気づきました。この方法で文章理解が高まり、スコアアップし、時間内に終わらせることができました。速読が苦手な人は試してくださいね。

リスニング TOEICと同じ要領で

話すことが好きな私にとって何語でも聞くことは苦手なんですが(笑)頑張りました。勉強の要領は私の場合はTOEICと同じでしたので割愛します。

ライティング 日本人に添削してもらいましょう

あくまでもアカデミックライティングの観点で採点されるので、小説みたいなのは低評価となります。

ポイントは3点。まず第一に論理的思考力が必要です。テーマを漏れなくダブりなく、主張が伝わりやすい文章構成(パラグラフ)を作りましょう。ウェブにある学術論文(有名人のものとか)が参考になると思います。逆に大衆紙を参考にするのは避けましょう。

2点目、簡潔に伝える能力です。ローコンテキストの英語であり採点者はネイティブだからなのでつい冗長になりがちですが、勇気を持ってバッサリ不要な部分は切り落としましょう。

3点目、定型文を覚えましょう。ただこれは上記に比べると優先度落ちるかな。構成によって表現も変わりますので覚えたから無理やり使うと違和感ありありになってしまうと思います。

とは言うものの言うは易し行うは難しです。学校でも試験でも5.5~6.5をウロウロしてました。。そこで藁にもすがる思いで名古屋(かな?)のオンライン添削コースを受けました。すると一転、7.5を取ることが出来ました。添削に内容がわかりやすく、かつテクニックもしっかりと解説を入れてくれてましたので、スッと入ってきて一気にライティング能力上がった感がありました。やっぱ日本人には日本人からのフィードバックの方が分かりやすいです。でもとにかく有料の添削はおすすめです。

スピーキング 定型文暗記

壊れたテープレコーダーのように定型文暗記して臨むことを繰り返しました😆 私の推測ですが、受験生の半分以上はそうなんじゃないかな、そして面接官はそれが分かってると思います。要するにプロレスのような展開。

これで7.5~8.0取るのは無理ですね。日本人だと帰国子女レベルと思います。でも7.0なら暗記方式でいけると思います。私は試験前の1時間はスタバでずっとしゃべってました。


最後に

一番初めに力試しで受けたスコアはOA6.5.
1.0足りなかったので、これ余裕だとタカを括っていました。ただ、0.5上げることはものすごい大変だと分かってからが辛かったので、油断してかからないでくださいね!

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