人は知らず知らずのうちに「呪いのことば」を発している。 「呪いのことば」とは、目の前で起こっている出来事に対し、自分の価値観で「批判」や「評価」した結果、発せられる一方的で、攻撃的な数々のことばである。 例えば、 「約束を守れなかった私は、最低な人間だ」 「男には女の気持ちはわかるはずがない」 「遊んでばかりいたらバカになる」 などだ。 一方的な価値観に基づく会話法が大人から子どもへ受け継がれ、知らず知らずの内に、自分や他人を容赦なく傷つけている。実にたちが悪い。