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自分で考えて決めるためのトレーニング

大人って、どうしても自分の方が少し先に経験をしていることもあり、子供に対して

「◯◯した方がいいよ」
「◯◯はやめた方がいい」

と言ってしまうことがありますよね。自分が子供の頃は大人に言われ。大人になった今は、自分が子供に同じことをしてしまっています。

でも、それによって、自分で考えることをしなくなると感じるんです。

どうしても、

他人のOKを待って行動してしまう。
自分の頭で考えたことに自信が持てない。

状態になってしまいます。

子供の頃についてしまった習慣は、大人になったからと言ってすぐになくなるかというと、そうではありません。そのため、自分で考えることも、考えて出した答えの通り行動することも、とても時間がかかってしまうんですよね。

状況によっては周りに流されることも必要かもしれません。でも、それって思考停止になっていることがほとんどのような気がします。

どんなに時間がかかっても自分で考える。その結果、出した答えを実際に行動してみる。

最初はゆっくりでも繰り返していけば、だんだんと自分で考え行動しやすくなります。そして、自分で考えて行動して起きたことには、どんな結果であろうと自分で責任を取れるようにもなります。

私は自分で考えることを放棄してしまっていた時間が長かったので、自分で考えられるようになるまで、とても時間がかかりました。

自分でもっと考えようと思ったきっかけは、昔の上司に

「高橋さんはどうしたい?」

と聞かれたからでした。

当たり前のことなのですが、

この「当たり前」を聞かれることが極端に少なかった。
聞かれても自分で出した答えを否定されることが多かった。

そのため、自分で考えることをやめていました。

仕事で聞かれた時は、内容は覚えていないのですが、怯えながらも自分が考えたことを伝えたことだけは覚えています。

その後どうなったのかというと、自分で考えて意見を伝えることが増えました

フリーランスになってからは、毎日「自分で考え動いてみる」の繰り返しです。うまくいかないことの方が多いくらいですが、それでも考え動き続ける。

誰かが代わりに考えて動いてくれるわけではありませんし、他人から言われた通りに動くのって面白くないですからね。

自分で考えるって、とても大変ですけど、充実していると感じます。

子供の頃は、窮屈なルールに縛られ見えない空気に合わせていた気がします。だから、本当はやりたいことを言えなかったしできなかった。

でも、今は自分で考え、伝えて、そして、行動しないと仕事はできません。

日々、自分で考えて伝えるトレーニングが欠かせないと言うことですね。

私はnoteに記事を書くことで、自分で考え伝えるトレーニングをしています。トレーニングなので、楽しい時ばかりではありません。

考えたことがすぐにまとまって言葉にできればいいのですが、そんなに簡単にはできないんですよね。

ただ、繰り返しトレーニングすることで、自分が伝えたいことや目指したいことが、はっきりしてきました。

今、自分で考えて言葉にすることが苦手な人は、まずは考えることから始めるといいと思います。そのとき、誰にも否定されない場所で発信するのがオススメです。

自分だけしか見ない場所でもいいと思います。そこから、少しずつブログやSNSで発信していけばいいだけですから。

無理をせず自分のペースで、まずは自分で考えてみる。

そうすると、どんな仕事がしたいのか。どんな働き方が好きなのか。がわかってくると思います。

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