昨年の１月に参加した、西武鉄道のイベント「ウォーキング＆ハイキング」に今年も参加してきました。といっても、このイベントは１年に１回のイベントではなく、毎月週１～２に近い頻度で企画されています。なかなかタイミングが合わなくて、ようやく参加することができました。

　初めて狭山市駅に降り立ちました。大きな駅で、駅ビルも付いていましたし目の前には複合施設と呼ぶのでしょうか？お店がたくさん入ったビルもありました。マンションも多く、とても住みやすそうな街です。
　駅の前は階段があり、眼下に住宅が、そして遠くには雪化粧をした山々が広がっていました。どうやら狭山市駅は高いところにあるようです。

　階段を降りたところが今回の出発地「狭山市駅西口市民広場」でした。10:20頃に着いたところ、同じ電車に乗っていた方たちがすでに列を作っていたので、受付を済ませるまでに5分ほどかかりました。今回のイベントは6kmを歩くものだったのですが、参加者は年配の方が多く、みんな6kmも歩けるなんてすごいなと思いました。私はちょっと自信がなくて、途中で折り返し帰宅の可能性もあるかもとドキドキしていました。

　受付で地図をもらったら出発です。昨年も思いましたが、この地図は曲がり角の目印や注意点が細かく書かれているので、全く道を知らない私でも迷うことなく歩けます。
　大きな「イオンスタイル」の横を通り歩道橋を歩いていくと、入間川が見えました。

　地図の「スポット１」に載っている写真と同じ構図で撮りたくて、正面からカメラを構えたのですが…なんだかちょっと違う気がします。なぜ？。

　ここまで20分ほど歩き、「けっこう歩いたな。」と思っていたのですが、地図を見てみると1/8ほどしか歩いていないことが分かりました。１時間半でゴールに到着すると書かれていたけれど、私の足では絶対に無理！
　気を取り直して、入間川沿いを歩きます。狭山大橋まではかなりの距離があり、途中の土手やベンチなどで地図を持った方々が休憩をしていました。おにぎりを食べたり水筒で紅茶を作ったりしている方々もいて、みなさんこのルートに慣れているのだと気付きました。私もお弁当を持ってくれば良かったです。

　これは樋管でしょうか。川の管理や仕組みには詳しくないのでちょっと自信がないのですが、排水の役に立っていそうです。違ったらごめんなさい。

　河川敷を歩いていると、「みんなの花壇」という立札が立っている場所を見付けました。黄色の花が「2024」の形に植えられていて、疲れた身体に元気が湧きます。春になったら色とりどりの花が植えられるのでしょう。また観に来たいです。

　それから、梅の花も観ることができました。河川敷は枯れた草の色ばかりなので、とても映えていました。

　20分ほど歩き、ようやく狭山大橋に辿り着きました。とても車通りが多く、交通の要所なのかなと思いました。後で調べて知ったのですが、2021年までは有料道路だったのですね。車を運転しないため道路交通事情に疎いのですが、中央道へのアクセスに利用する道なのだそうです。交通量が多いわけです。

　ここから10分ほど歩いたところに梅宮神社があり、そこが本イベントの最終スポットになっていました。「甘酒まつり」が開催されているのだそうで、甘酒好きとしては絶対に外せません。
　ところが…地域住民の方が参拝する小さな神社ということもあり、イベント参加者も含めものすごい人数がいて、お参りすることすらできないのです。もちろん甘酒も「午前の分は売り切れ！次は午後だよ。」とのことでした。これは地域の方々が優先です。今回はお参りも御朱印も出店も甘酒も（売り切れですし）諦め、新狭山駅へ向かうことにしました。

　時間は12:15--お昼の時間です。なんだかんだ、2時間弱かかりはしましたが、ゴールに着くことができました。よく頑張った…！おなかがすいたので、あらかじめ調べておいた「弥助そば」へと向かいます。すぐに席につくことができ、大好きな鴨南蛮を迷わず注文。他の席の方も「ウォーキング＆ハイキング」の話をしていて、私と同じように6kmを歩いた後そばを食べに来ていることが分かりました。なんだか親近感…！！勝手に”一緒に課題を達成した”という仲間意識をもちました。

　そばは白くて少し硬めタイプで、とてもおいしかったです。鴨肉とねぎの相性が最高で、疲れた身体に染み渡りました。そば湯に身体を温めてもらい、帰路につきます。
　本当は狭山へ来たのですからお茶やお茶スイーツのお土産を買って帰りたかったのですが、新狭山駅では難しいようでした。駅ビル付の狭山市駅で購入すれば良かったです。次回こそは！
　さんぽ初心者に6kmはちょっぴり大変でしたが、とても楽しい１日になりました。