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床の張替え フローリング化作業

数年前から床がぶかぶかして気になっていたが、一年前にとうとう一部が完全に抜けてしまった、8畳間の床抜け問題。同じ時期に腰の痛みに悩まされ、何もできないまま11月に手術をし、3か月のコルセットを装着し続けた生活。2月末にようやくコルセットを外し、懸案となっていた8畳間の床抜けの修理をしようと決断。しかし業者に頼むととんでもなくお金がかかるので、自分で修理をすることに…

3月3日に畳を剥がし、フローリング化作業を始める。床下の根太(ねだ)が腐っていた。カーマで材料を調達して自分に出来る限りの修理を始める。

実は16年前に4畳半のフローリング化を自作で行っていたこともあり、

 https://mpp92.at.webry.info/200601/article_2.html

https://mpp92.at.webry.info/200601/article_3.html

https://mpp92.at.webry.info/200601/article_4.html

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2006年の1月だった。

フローリング材の下にコンパネをしっかりと張ってある。今回はコンパネなしなので軋み音が気になるが仕方がない。店で運搬用の車を借りれるが、使用できる時間内に車を返却できる自信がなかった。

フローリング化作業そのものは、難しいこととは思わないのだが、思い付きで始めた掘り炬燵の工作がとても難しい。

 

ちなみにフローリング材は30数年前にヤマハの廃番で安く購入しておいたブナ化粧の板4畳分。8畳間では足りないので見苦しいのを覚悟で足りない4畳分は、カーマで無垢オーク(楢)集成材の無塗装フローリング材を使用。オーク材は硬くて必ずドリルで穴をあけておかないと釘が曲がってしまったり、板が割れてしまったりするため一日に2畳分の貼り付けしかできない。また、腰に負担をかけることはできない体になってしまったので作業中は腰にコルセットを装着しての作業だった。

4月の4日にようやく床材を張り終えた。最後の一枚は鋸で床の幅を合わせるために板を縦切りしなければならない。二間、板材の縦切りをする。電動鋸で一気に切ってしまえばと思われがちだが、最後の細い板を電動鋸で切るのはまず不可能。一枚当たり40分から一時間、手鋸で根気よく切って隙間を合わせるしかなかった。結構面倒な作業だった。

 

翌日オーク材の床板に防腐剤を塗り、二晩おいてペーパー掛けをし、水性ワックスを塗り乾いたら再びペーパー掛け。また一晩おいて油性のワックスを二度かける。

床には二つの穴があけてある。掘りごたつのための穴と、もう一つは風通しのための穴。この部屋の床下は湿気がたまりやすいため、換気を良くするための穴をあけてある。昼間この穴に扇風機などで強制換気が出来るように穴を設けた。この穴は直接床下に潜り込むこともできるようになっている。ただし私は絶対に潜らない。地面がむき出しになっている。

3月3日に作業を始め、1か月かかって4月5日にここまで進めることができた。これもひとえに皆様のご支援も無く私一人の努力のたまものであると感謝に堪えません。

ま、冗談はともかく、思い付きで始めた掘り炬燵の作成だが、胡坐がかけない腰なので掘りごたつは私にとっては実用的なものだと言える。

手書きの設計図は作るが大方は目見当でつくるからどう進んでいくのか判らない。特に思い付きで作った掘り炬燵は寸法通りにいかない。四角い掘り炬燵の四隅の高さが合わないことが多く、その都度寸法を合わせながら、終始行き当たりばったりの作業となる。しかも最後の工程で框(かまち)の中抜き寸法ばかりに気を取られ、外寸と座卓の足の内寸の合わせを全く考えていなかったが運よくぴったりと合ったので助かった。

ちなみに
最期の画像に見えるステレオラックは三十数年前にアガチス無垢材で自作したもの。非常に重い。


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