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HEAVEN Japanスタッフ4名がピンクリボンアドバイザー初級に合格しました。

HEAVEN Japanでは2003年より女性下着ブランドとして活動を行っていますが、その中で乳がんの方から下着についてのご相談をいただくことがしばしばありました。

私たちの仲間が実際に乳がんを経験したこともきっかけとなり、社内で乳がんについてもっと勉強したいという声が上がり、認定NPO法人 乳房健康研究会が行っているピンクリボンアドバイザー認定試験を受けました。

ピンクリボンアドバイザーの役割は、乳がんを正しく理解し、一人ひとりに寄り添うやさしい社会に向けて活動すること。まわりに乳がん検診をすすめて受診のきっかけをつくり、乳がんが見つかった場合は、その人の治療からその後の生活までトータルにサポートします(公式WEBサイトより引用)。

今回、HEAVEN Japanスタッフがピンクリボンアドバイザーに合格したことで、HEAVEN Japanでも乳がん予防に対する啓蒙活動を行って参りたいと考えております。
今後は中級の合格を目指してさらに知識を深め、乳がん患者の方に対して適切なアドバイスができるようになって参りたいと考えています。

今回合格した4名のうちの1名であり、自身も乳がんサバイバーであるHEAVEN Japanスタッフのまっきーがコメントを寄せてくれましたので、ぜひ皆さまに読んでみて欲しいと思います。

◆まっきー
お客様からの下着に関する相談に、電話・メール・LINEにてアドバイスとカウンセリングをするオンラインフィッター。出張フィッティングやポップアップストアのイベントではフィッターとして参加。最近はX(Twitter)やYoutubeで下着に関する情報、乳がんサバイバーとしての経験談を発信中。

乳がんサバイバーのまっきーです。

日本人の9人に1人が乳がんになると言われている時代。私の経験もふまえて、今できること。

私が乳がんと診断されたのは37歳の時でした。
小さなしこりがあるとは思っていたけど、そこまで深く考えないで「とりあえず検診だけでも受けておくか…」と病院を予約しました。

マンモグラフィーとエコーをしましたが、その場で先生から「恐らく乳がんです」と言われました。

乳がん検診は40歳から2年に1回 受診するように日本でも推奨されています。
がんってもっと年配の方がなると思ってた。だから乳がん検診を受診したことがなかったし、まさか自分が乳がんになるなんて思いもしなかった…目の前が真っ白になって、やっぱり『死』というワードが頭に浮かんだ。

乳がんは、自己触診だけでは判断できません。
しこりなど気になる場合は、早期発見のためにも早めに病院を受診してください。

私は早期発見ではあったので、部分切除で済みました。今はHEAVEN Japanのブラジャーも問題なくつけています。
胸が小さくなっても、なくなっても、ブラジャーを着けたい気持ちは変わりません。

昨年、乳がんについて調べている中で、ピンクリボンアドバイザーという資格があることを知りました。

家族や友人には、乳がんになったことを申告して「乳がん検診に行ってね!」と伝えていました。

もっと乳がんについて知ってもらいたい、知識を身につけたいと思い、ピンクリボンアドバイザーの試験を受けることにしました。そしてピンクリボンアドバイザー認定資格 初級に合格!

自身の乳がん経験を活かし、がんとの向き合い方・命の尊さ・乳がん検診がいかに大切か。そして、乳がんになっても元気に自分らしく楽しみながら仕事をしていることを伝えていきたいです。

私は私。
これからも乳がんサバイバーの下着屋さんとして、少しでも多くの人を笑顔にできるように、乳がんについて発信していきたいと思っています。

小さなことから、一つずつ。どうか私たちの活動で、乳がんで悲しい思いをする方が一人でも多く減りますように。少しでも誰かの役に立てばいいなと思っています。

▼動画での乳がんのお話はコチラ▼





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