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技術の裏側の「人」を見る

ワナビー

僕はエンジニアですが、「技術」に対して情熱がありません。そして、情熱を持ちたいと思っていました。出来る人が言う、いわゆる「ワナビー」です。

ワナビー (wannabe) は、want to be(…になりたい)を短縮した英語俗語で、何かに憧れ、それになりたがっている者のこと。上辺だけ対象になりきり本質を捉えていない者として、しばしば嘲笑的あるいは侮蔑的なニュアンスで使われる。

Wikipediaから引用

僕はワナビーという言葉が心底苦手でした。

この言葉を見る度に「自分はエンジニアとしてワナビーだろう。自分には出来ないんじゃないか」と思ってきました。

技術に関して情熱を持ち熟達するには、根本的に素養が足りていないのではないか、という不安です。

それが本当にそうなのかは、今のところ分かってません。

人への興味

しかし、最近分かったことがあります。それは、自分が「人に興味がある」ということです。

フレームワークやプロトコルなど何らかの技術そのものに興味はなくとも、その技術を設計・実装した誰かをイメージして意図を考える事を楽しめることに気がつきました。

Webのスタンダード一つを取っても、これまで僕は「変えられないもの。上から降ってくるもの」と認識していました。

しかし、当たり前ですがどこの誰かが検討して設計したものです。そこには目的があり、検討過程があり、仕様の決定の際の判断があります。

技術者の意図や、歴史に目を向ければ”技術”を楽しめる」という事に気がつきました。

まとめ

他にもこういう人いるんじゃないか、と思って書きました。

漠然と「のめり込めないな〜」と思ってる人は、視点をずらして興味が持てるポイントを探すのもいいかも知れないです。僕はそれが「人に目を向ける」という事でした。

自分の中で「単にレベルが低いから、技術に情熱を持てないんだろう」という反論が思い浮かびましたが、そこはそれ、鶏と卵の問題。

人に目を向けることが良いきっかけになればいいなーと思っています。

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