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アクセサリー≪美容課金

私の若い頃は、いわゆる整形や美容課金といったものは今より不透明で眉唾ものだったように思う。得体のしれないもので、一部の整形モンスターのためのもの。そう思っていた。

わたしのコンプレックスは低い鼻と奥二重、それから比較的存在感のある頬骨。ずっとアイプチをしていて、奥二重にだけは抗っていた。幸いなことに夫や妹はそんなコンプレックスを気にもせず、可愛いといってくれるので、整形してどうにかしようというところまでは至らなかった。

しかし2年ほど前、アイプチをすることが非常に煩わしくなり、某有名美容整形外科で埋没をした。アイプチをしたことがあるひとにはわかってもらえるだろうが、その日のまぶたのコンディションによってうまいこといくこともあれば、イマイチな状態で1日を過ごす羽目になる日もある。夏場なんかは汗で崩れてしまいがちだ。わたしは汗っかきなのでなおさら。

埋没したあとの快適さといったら、なぜもっと早くやらなかったのかと思うくらい。埋没よりも切開したほうが永久的でいいとか、埋没は何年か経つととれるとか、縫い止めた糸玉が出てきて眼球に傷をつけるリスクがあるとか、賛否両論あるが個人的にはやってよかったなと思っている。ダウンタイムは2週間ほどだっただろうか。施術直後からメイク可能、と謳われていた施術だったが、しばらくはハム目と呼ばれる形に腫れた。そこを乗り切ってしまえば、メイクも楽だし崩れることもないし、外れたら永久保証制度を使って直せばいいや…と思っているので、ランニングコストのかからないアイプチだとすればメリットのほうが大きいように思う。

それからちょっとした美容に目覚め、眉のアートメイク、ゼオスキンでの肌改善、デパコスの使用などをやってみた。

眉のアートメイクは、これも永久的なものではないが、最近のアートメイクはナチュラルに仕上げる(毛並みを書き足す)ことができるので自分の顔や眉の形の流行りによってある程度、メイクで変化をつけることができる。なによりメイクが楽になった。

ゼオスキンはハイリスクハイリターン(副反応が強いという意味で)のラインと、マイルドなラインがあり、わたしはマイルドなラインにした。トータルで5万くらいだったが、美容皮膚科で顔にあれこれ入れるよりは効果があったように思う。

デパコスは、シュウウエムラのクレンジングやコスメ、ちょっとお高めの化粧水や美容液なんかを使っているが、やはりドラストのそれとは一線を画すところがある。アイシャドウに関してはシュウウエムラを使ったときの発色の綺麗さに驚いたりもした。ある程度年齢を重ねると、日々使うものも少しはこだわらないといけないんだなぁと思い知らされた。

もともとの顔がたいしたことはないので、メイクも15分くらいで終わってしまうが、効果が高いとわかるとそういったものを使うのも楽しくなる。

そんなこんなを経て思うことは、アクセサリーや服を買うより、土台にお金をかけるほうが効率がいいなということ。
アクセサリーも服も、身体はひとつしかないのでたくさんあっても仕方がないし、結局土台がいまいちだと何を上乗せしてもいまいちなのだ。

今のところ追加で何かをする予定はないが、機会があればやってみたいなと思ったりしている。とりあえず消化しきれていない美容脱毛を消化したいな…。

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