雑記その20、その場合、魔力ポーションをガブ飲みさせて頂く

やる気が出ない。

ああ、やる気が出ない。

やる気が出ない。

割と多くの人が体感したことがあるであろうこの問題を、俺は慢性的に抱えている。「先延ばし」の問題、と言い換えることもできる。

かなりやばいと思う。病気レベル。

しかし、どっかで聞いたがこういうのは日常生活に支障を及ぼすレベルになって初めて病気と認定されるらしい。つまり、尋常に日常生活を送れていれば逆説的に病気ではない。現状俺はそこまでではない(多分)。そこまでではない(多分)。

でも訳の分からない焦燥の中、常に「こんなことやってる場合ではないのではないか?」という不安と戦っていることには変わりない。

こんな現状は、一般的には打破しなければならないだろう。
俺個人としても、うんざりなので打破したい。

幸い、手元には「やる気を出す方法」系書籍。

ふっ、そろそろ、本気を出す時ということか。
俺たちの冒険はこれからだ――!


~数時間後~


 ダ メ で し た !

知 っ て た 。(人生n回目)
そもそも、「やる気が出る方法」を継続して実践するには最低限、「やる気が出る方法」を「やる」為に、自分自身で「無」から「やる気」を錬成し続ける能力が必要なのである。
そしてそのスキルは一朝一夕で身につくものではない。

「やる気が出る方法」はえてして「既に最低限やる気がある者」が「更にやる気を出す方法」であったりするのだ。
「やる気がナッシング」な野郎はお呼びじゃねえ。無慈悲。否、これが弱肉強食。最低限のやる気すらないものは、生き残れない。自然の摂理。

どうでもいいが、仮にファンタジー系における「魔力」ってのが「やる気」だった場合、職業魔法使い系の人たちに尊敬の念が絶えないとふと思う。

こちとら日常生活を送るだけの「やる気」すら生成に四苦八苦してるのに、あいつら余剰分で魔物ぶっ飛ばしてるよヤベェ。そりゃ簡単な魔法使えるだけでもステータスになるわけだわ。魔法使いが往々にしてエリートな雰囲気を醸し出し、よく意識高い系に分類されるのも納得である。根性とか気合で魔法の威力が増減したり、感情やシチュエーションで従来のステータスを遥かに超えた結果を叩きだすのも超納得できる。

……話が逸れた。

要するに、「やる気を出す方法」を実践するには「最低限のやる気」は自分で生成しなくてはいけないっつーことだった。

手軽に「やる気」を得るには、感動するといいと思う。
心のふり幅が大きいとなにかしらの原動力にはなるだろうからな。

だから、読むことにしよう。
なんかこう、
センスオブワンダーを感じられる作品をな!


以上、オチ無し御免。

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