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観察力(仮)その2

非常識な本質

 ものづくり太郎氏の『ものづくり太郎チャンネル』の動画を見ていたら、引用された元日産の技術者の水野和敏 氏の本を読みたくなってアマゾンKindle本を購入して読んだ。水野氏はGT-R(R35)の開発リーダーだった方。

本のタイトルは『非常識な本質』


読むと、あ〜これこれ、この意識・感覚などが出てきて共感する。

 自分は車の開発やテストは経験したことはない。しかし、半導体を搭載するパッケージングの品質向上のための評価を自ら行っていたときに顕微鏡を覗き込んで目に入ってくる予想と違う現実。そして、突きつけられた現実をどのようにして解決すれば良いかと悩んでいた時のことなどが蘇ってきた。
本では、解決した結果がサラッと書かれている。でも、本質は解決する過程の思考と思う。


観察力の続き

 数日前に地元の有名そばチェーン店にお昼ごはん目的で出かけた。平日で13時を過ぎていたにも関わらずお客さんが外のベンチまで並んでいるという大盛況。このお店はお蕎麦の麺そのものが美味しくチェーン店とはいえ侮れない。

以前、訪れた時に、オッ!と気がついたのが、ざるそばを食べていくと最後に残る、短い蕎麦の端っこ本数が非常に少なかったこと。麺の茹で方がうまいのか、その後の水で〆る時の麺の扱いが上手いのかわからない。しかし、短い麺が少なかったことがとても良い意味で印象残っていた。

10分ほど待っていたけど残念ながら、並んでいるお客さんの列が短くなる傾向は見られなかった。諦めて車で別の蕎麦のお店(こちらもチェーン店)を目指して走り10分ほどで到着。


 こちらのお店はお客さんはそれほど並んでなく、3分ほどで席に案内された。
この日は、お蕎麦(天ぷら蕎麦)に決めていたのでイチオシを前面にドーンと出ているメニューに目移りすることなく『天ぷらせいろ蕎麦』をオーダー。

ほどなくして『天ぷらせいろ蕎麦』が到着。

 蕎麦の麺はちょっと柔らかい。それと、箸で持ち上げるとダマにならない点は良い。もう少しで食べ終わる頃に、ザルの上に残った短い蕎麦の端っこが思ったよりも多く残っていることに気がついた。その短い麺の端っこも1センチくらいの短いものから3センチ程度の長さとバラバラだけど、3センチくらいの長さが一番多い。どうしてこうなるのかを考えがちだがその前に、麺だけでもこんなに情報がある。

ということは、普段目にしているけど、気にしていない事に目を向けてみたら多くの情報が得られて新たなきっかけになるということだな。


更に続くかも








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