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様々なイベントの成果で着実にマレーシアと日本との橋は広がる

 先月の3月6日から9日まで、御成門の日本アセアンセンターで、古川音さんのマレーシア旅行紀行展が開かれたのですが、そこでの温かい刺激が冷めやらぬ4月13日(土)に、「実食付き」の深め会が開かれました。
 日本橋馬喰町の「マレーカンポンコピティアム」
 20人弱の参加でした。

 当日のメニューは、「ホーファン」と「クエバカール」。
 ホーファンは、イポーの名物麺料理で、きしめんのような太米麺で、鶏肉とえびのうまみが凝縮された、かつ、さっぱりとした麺です。イポーは、マレーカンポンコピティアムのシェフ、チャーさんの出身地で得意料理、またイポーはマレーシアの中でも広東系の人が多い地で、それゆえにもさっぱりとした味付けなのでしょうか。(私は添付してもらったチリソースでの味変が嬉しかったです)

 もう一つのクエバカールです。
 こちらは、マラッカからのお菓子職人(本業はデザイナー!)のCDさんがちょうど来日に合わせての特別登場!でこの日のために日本で作ってくれた一品です。折しもムスリムの断食明け(ハリラヤプアサ)などで出されるお祝いの一品(今では時期を問わず広く食べられるようです)で、絶好のタイミングです。小麦粉、ココナッツミルク、砂糖、塩とパンダンリーフからの香り・色付け、胡麻乗せ(これが重要!ということでした)のシンプルなデザートですが、心のこもった一品で、当日出席の20人弱の皆さんの愛のこころを集結させた、貴重な時間をもたらせてくれました。
 

CDさんは気合のこもった民族衣装!

 さらにさらに、事前案内にはなかったサプライズでのカヤトーストも、店とチャーさんの粋な計らい?で登場しました。
 最後のご挨拶の機会にチャーさんはしっかりと「コーヒーの甘さ」についてのお客さんの感想を広く聞いていました。重要ですね。私にも大きな関心事!概ね好評なのですが、やっぱり私を含め「カヤトーストとコピの甘さが重なるのは・・」といった空気が強かったように思います。日本で更に広がっていくには、「甘さ少々抑え目」の方向に行くように、私は思います。(南国の地の暑さ事情からくる甘さ要求は承知です)

コーヒーが終盤のタイミングですみません

 マレーシア料理の深みにハマり始めた頃は「何でマレーシア料理に世間の認知はこんなに狭いの?!」って憤り?に近いものを感じていたのですが、そんなことはありません! 様々な場で様々なイベントも開かれ、かつ、それらの出席者・主催者のお顔お顔に「共通の温かさ」を感じる瞬間瞬間。イベントって重要ですね! マレーシアと日本とにかけられている「橋」は、着実に広まってきているのを実感いたします。感謝!!


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