Ami 第4章-警察だ!!①
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夜の11時頃でした。
こんな時間に街を歩くなんて、刺激的で危険な冒険のように思えましたが、アミの隣で守られているような気がしていました。
アミは散歩の途中、立ち止まっては木々の葉の間にある月を眺め、時には蛙の鳴き声や夜鳴き虫の声、遠くの波の音に耳を傾けるよう教えてくれました。
また、彼は立ち止まって、松の木や樹皮、大地の匂いを嗅ぎました。
そして、美しいと思える家、通り、角を観察していたのです。
「ほら、