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たなかの日記 4/12 「右」をもう「ナロ」としか読めなくなってきている

日本語ってなんで読めるんでしょうね。不思議。

これはブレストのときにはよく言うのだが、世の中にはそんなに言ってないのでメモ程度に書いておく。なんかものをつくるというか組み立てるときに意識しているのが「『知らん』を3つ以上重ねない」ということ。

「知ってる(興味ある)」「知らない(興味ない)」というのは非常に主観的な基準だと思うので、審査的な基準で考えると論理的に既に破綻している。ただ感情的にはなんとなく分かるので使いやすい例えだったりする。

要するに「知らん奴×知らんモノ×知らん題材=知らん」ということ。
「どっかの役場の人が作った/商店のおじさんを題材とした/ポリ袋」と
「松丸亮吾が作った/ポケモンを題材とした/宝探しゲーム」だと
どっちが興味が出てくるかなと言う話。

すでに何周か回っちゃってる僕らとしては、おじさんを題材としたポリ袋のほうに興味が出てしまうのはしょうがない。しかし、実はみんな興味があるのは下の方なのだということを忘れてはいけない。

なので、1つでも知っている要素を入れないと見向きもされない確率が上がる。逆に、人々の「知ってる率」や、その「知ってる度」が高いほど一般的な「面白そう率」がアップするのではないかと思っている。

例えば、さっきのポリ袋の例えを1つ変えるだけでだいぶ様相が変わる。
「松本人志が作った/商店のおじさん題材の/ポリ袋」
「役場の人が作った/誰でも簡単に1億稼げる方法が題材の/ポリ袋」
「役場の人が作った/商店のおじさん題材の/YOASOBIの新曲」
どれも興味深くてちょっと見てみたくなる。

というようにつらつら考えてみたが、最強のコンテンツを見つけたのでみなさんに共有しておきたい。

「政府が保証する/絶対5000兆円がもらえる/権利」だ。

結局世の中は金なのだ。

なので、みなさんも出来る範囲で「知ってる」を盛り込んでみてはいかがでしょうか。おわり。

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