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魚のお頭【夢日記#110】

窓を開けると、お向かいさんが野良猫に餌をあげている。餌というか、魚のお頭だ。しかも小さめの魚ではなく、鰤とか鮪みたいな大きめの魚のお頭である。猫はこんな大きい魚、しかもお頭でも食いつくのだろうか。呆気に取られていると、私の家のベランダにもお皿に乗ったお頭が置かれているのに気が付いた。お向かいさんが気を利かせてくれたのだろうか。しかし、お向かいさんとは特にお付き合いはない。猫が食べるかどうかもわからないし、言いようによっては単なる嫌がらせだよなと思った。
それにしてもこのお頭、まだ新しそうだ。目ん玉がおいしいんだよな。自分で食べちゃおうかな。でも、このご時世だし、付き合いのないお向かいさんからの差し入れ(推測)だし、実際の鮮度もわからないし外にどれくらい放置されていたかもわからないのだ。手を付けないほうが無難だ。
それにしても、猫が食べたとしても残骸の処分は自分よな?お向かいさんも面倒なことをしてくれたな。

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昔一度だけベランダに猫が来たことがあったので、また来ないかなという期待から見た夢だと思う。冬だったので、おそらく『室外機は暖かい』と思って来たのだろう。でも一向に暖かくならないので、ずっとベランダで鳴いていたんだと思う。一年通してエアコンを使わないもので、猫さんには申し訳なかった。
猫さんは、あんなにでかい魚のお頭を食べられるのかしら。

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