遠くの音

この文章を書いている間
遠くのほうから花火の音が鳴り響いている。

どこかで行われているものだろうか。
姿までは見えないが、その音だけで夜空に広がる花火の、色鮮やかな閃光が想像できる。

音が止んだ。

もうすべての玉を打ち尽くしたのだろう。

まだまだ暑い日が続くが、夏は少しづつ遠ざかっていく。

そういえば、ここ数年スイカを食べていない。
海にも行っていない。





そんなことを思いながら、ハラハラと落ちる葉を眺め
秋の訪れを感じるのである。


あ、今年こそ焼き芋屋さんでイモ買うぞ!!

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