素人でも取れる特許（仮）

第1章＿＿＿＿＿

皆さんは、これまでの人生で

「特許いけるんじゃないか？」と閃く瞬間はありましたか？

もしくは、

「特許が欲しい」と願う瞬間はありましたか？

もしあれば、とりあえず動いてみましょう。

この本は、40数年間、一度も「特許を取る』なんて事を思った事にない一般人が特許を取得した話です。

・・・

とある日のテレビニュース。

「小学生が特許取得」

愛知県にお住まいの小学生5年生。神谷明日香さんが「缶自動分別箱」という特許をスーパーを経営されているご自分のお祖父様の為に考え、作ったと報道されていました。

それを朝の身支度をしながら、テレビをながら見していた私。
素直に感心してました。

そして、同時に
「え？特許って、小学生でも取れちゃうの？」と驚きました。

だからって、「私も特許欲しい！」とはなりません。ただ、驚いて終わり。
いつもの日常を続けるだけ。

それは、きっと皆さんも同じですよね。

さて、ここで少し自己紹介をしておきます。
私は、東京都で歯科医師をしております 長谷川純子です。
性格は、極度の面倒くさがりです。

なので、仕事では、いかに効率よく動くかを常に考えています。仕事はサボれないですからね。無駄をできるだけ省きたい。

その為に、どう動くか。どう職場環境を改善するか。
無駄をなくす為の努力は惜しまないタイプです。

そんな自分自身が40歳代になり、周りには「老眼」になっている人が増えてきました。

母が白内障になり、手術をしました。

私的変化と言うと、40歳代に突入した頃から、少し宝石に興味が出てきて、いくつか購入したりしました。

さて、こんな一見、脈絡の無い、関連性も無さそうな自己紹介ですが、これが後に、どんどんと特許へ繋がっていくのです。

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私が取得した特許は
「挟み式ピアスホルダー」なるものです。
なぜピアスだけで、指輪はないのかと言うと、指輪の収納は、比較的簡単なためです。
というのも、
従来のピアスホルダーとは、ピアスのキャッチを外し、直径2ミリ程度の小さな穴のあいた板状のものにピアスのポスト部分を差し込み、裏からキャッチを再装着するものがほとんど。

ああ。書いてるだけで面倒くさい。。。

極度の面倒くさがりいの私に、こんな事が日常的にできるはずもなく、かといって、小さな仕切りのある箱で、一つ一つ保管。これも面倒で無理。

結果、一つの箱に全て投げ入れる。

いくつか手にした宝石も他のピアスもまとめて、ポイっと保管。

しかし、ふと思う。。。

「流石にこれはよろしくないな。せっかくの宝石が傷ついちゃう。」

そこで、従来のピアスホルダーを購入し、ピアスの収納を試みました。

結果、1日で挫折。
1日というか、2つぐらいのピアスを小さな穴に入れただけで 「無理！」と叫びました。

そして、ふと思う。

「どうしてこんなに面倒なんだろう？もっと簡単なものは無いのかな？」
「周りの老眼友達は、そもそも、こんな小さな穴は見えないよね？」
「母もこの穴を見るのは大変だし、そのうち手が震えてきたりしたら、もっと無理だよな」

「もっと簡単にすればいいのに。」

「例えば、歯間ブラシみたいに通さずに、デンタルフロスの様にスッと挟むだけならいいのに。。。」

ん？んんん？

「あれ？その方が絶対に簡単なのに、見たことないかも」

ここで先日のニュースが蘇り、リンクする。

「もしかして、これって特許を取れるかもしれない」

これが一般人の私が特許を取得する始まりでした。

続く。。。

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