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「やさしい大人」でいたい中途半端な大人たち。

今日は一部の人にはちょっと耳の痛いになるかもしれません。

誰だって怒られるのは嫌なもの。
できるなら怒られたくはない。

もちろん理不尽な説教はダメです。
相手が誰であれ、ただ感情的に怒鳴り散らすなんてもってのほか。

でも…

理不尽な説教を受けた経験のある人が「こどもたちに寄り添いたい」と思って教育や支援の現場に来ると、中途半端な結果になることが少くないと感じています。

本気で注意すべきタイミングで、冗談半分の指摘しかできず、結果として問題行動を助長しているケース。

昨日のラジオではそんなお話をしました。

今日の記事はその補足です。そのうちラジオでもしゃべるかもしれませんが、ゆっくり読んで参考にしていただけたらと思います。


1.もちろん怒らず済むならそれがいい

あたりまえの話ですが、学校でも学童でも家庭でも…怒らず済むならそれが一番です。でもそこには2つのパターンがあるように思います。

①問題行動自体がない
②問題行動があったが、怒らずに対処できた

何をあたり前のことを…と言われそうですが、意外とみんなここを整理していません。

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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。