見出し画像

ただの日記 #23 (2024.02.18〜2024.02.24)

週2で船に乗るねこの中の人のただの日記
last week

2024年02月18日(日)

中川運河の定期運行船に乗る。日にち限定の解説の方が乗っている便があると聞いたので合わせて行った。
名古屋は生活の一部になっている土地なので、資料で知っているだけの土地より勘違いしている部分が多い。名古屋には川で木材を輸送して産業を築いた地区がある、ということを把握はしていたけれど、その「川」は堀川だと思っていた。根拠はなく、なんとなく。街中を見ていると一番見る川だから。輸送に使ったにしては狭いな、とずっと思っていた。
幅が広く、可動式の門で水位が調整されている。鴨や川鵜がたくさんいた。時々頭を覗かせるのはスナメリなのだと案内の方に教わった。背鰭がないのでぬるりとしている。
運河から港に抜けると急に視界が広がり、海が続く。
怖いな、と思う。ここから先ずっと海なのだ。ずっとずっとずっと続く。終わりのない海。広い海に出て、振り返るたびに戻れるだろうかと不安になる。小さい頃、船で沖に出た時みたいだ。怖いな。

2024年02月19日(月)

月末の公募の課題を一つ追加する。下書きまで書き上がる。

2024年02月20日(火)

思うようにいかないので書き直し。破棄。

2024年02月21日(水)

体調を崩しており、眠れなくなる。夜更かし。

2024年02月22日(木)

日中、際限なく居眠りをし、上司に注意される。眠っていることを注意されると自分は必要以上に落ち込む癖がある。体質的に居眠りが多く、それを非常に気にしているから。「そうですね。生きている価値がないゴミクズですよね」ぐらいは思う。現在の上司はそう思うこと自体を「認知に問題がある」と畳み掛けて注意してくるため、息が詰まるほどに苦しい。あまり部下を持ったことがない人だからだろう。
とはいえ、それで苦しいと思うのは「自分はダメ人間ですよね」と思うこと自体が改善する行動から逃げるための自分の逃避癖からもきていることは認めなくてはならない。ノート(物理的な)に書き、整理する。そのまま眠る。

2024年02月23日(金)

大阪城の御座船に乗る。内堀を回遊する観光船。船尾に乗ると「日本の方ですか?」と海外旅行をした時のような質問を受ける。「そうです」と返事をする。船頭さんが「そうだと思った」と嬉しそうに笑った。御座船の乗客は9割外国人観光客なのだそうだ。
「ジャパニーズサービス!」と何故が英語で宣言して、通常の案内音声に加えて石垣の解説をしてもらう。石を運んだ大名の刻印を船からたくさん見ることができた。案内の方がひとつひとつ「あれはどこそこの藩の印」と教えてくれる。わかるのがすごいなと思う。大阪城を見に来る外国人観光客は藩や大名がなんだかすらしらないだろう。普段は解説することができなくてうずうずしているのかもしれない。「あそこのラインが‥」とお気に入りの石垣の造形を教えてもらう。お堀の奥では大阪城がよく見え、「大阪サミットでトランプさんたちが見学したとこです」と教えてもらう。えっへん。おんなじとこで見たのだぞ、と、大統領気分で陸に戻る。

2024年02月24日(土)

公募の提出。今日あった色々は、また今度。


next week